血液型健康ダイエット考
最近「血液型~」という言葉を良く聞くようになった。昔から占い系には興味がある私。健康情報番組で血液型別でダイエットに効く食材があると取り上げていたのに目が行った。気になって調べてみたら、ダダモ(D'Adamo)博士の血液型健康ダイエットという本が出てきた。どうも占いの本ではないらしく^^;、自然療法医師、ピーター・ダダモさんが父親の代から研究してきた血液型別健康法を発展させたのが本著で内容もかなり専門的。遺伝子や免疫に関する事がぎっしり書かれている。この本は、単なる体重を落とすためのダイエット本ではない。心身ともに健康に生活するための血液型別生活指南書といったほうがわかりやすいかもしれない。血液型は私たちの体が進化発達するとともに環境に適応しながら変化してきた。まず一番古いのがO型<狩猟民族>。その次ぎはA型<農耕民族>。B型はその一万年後で<遊牧民族>。AB型はかなり最近で十世紀から十五世紀になって登場。今だになぞの多い血液型。我が家はオット、タイがO型。私とコウはB型。狩猟民族O型は肉類、魚介類、果物、野菜など中心の高たんぱく質の食事が適しており、逆に穀物、豆類、乳製品は避けたほうがいい。B型は遊牧民族なので、乳製品OK.4つの血液型のうちで一番バラエティに富む食事が出来るのだが、鶏肉はだめ。。。ここで私は愕然とした。低糖質ダイエットで鶏肉はOKなのでこのところ鶏肉をかなり食べていたのだ。鶏肉に含まれるレクチン(代謝を悪くする物質)がB型に合わないのだそうだ。。その他にも、小麦(全粒粉、胚芽)、トマト、ピーナツにもインスリンを真似るレクチンを含んでいて脂肪が増え、筋肉が減るのだとか。。がーーーん。である。全粒粉は体にいいからと積極的に摂っていたのに。ピーナツも大袋で買って食べていた。そうそう、そばもB型とは合わないらしい。この事実を知って、しばらくパニックに陥った。「食べられるの無いじゃん!!」だって、食べていい肉は「ラム、マトン、やぎ、うさぎ、鹿」で避けたほうがいい肉は「鶏、カモ、うずら、ベーコン、ハム、豚肉、、」。。鶏肉も豚肉も、ハムやベーコンも避けたほうがいいだなんて。。。。。沖縄だったらヤギ肉手に入るけど(高いけど)、、ラムやマトンも北海道だと比較的手に入りやすいだろうけどこの辺じゃそんなにどこでも手に入るってもんじゃないし。。ウサギや鹿なんて食べた事無いよ^^;;豆腐や大豆製品もB型には合わないらしい。でも、某健康情報番組では「納豆」OKだったんだけどな。そこで素朴な疑問が。まず、この本はアメリカ人がアメリカ人向けに書かれていると言う事。そのため、聞いた事の無い食材やサプリメントがわんさかでてくる。逆に、私たちになじみの深い食材は少ししか扱われていないのだ。今まで、環境の変化に適応してきた血液型。日本やアジアの地域に住む人間の血液型も変化してきたのでは??B型沖縄県民は豚肉食べたら病気になりやすい?O型のケーキ職人は自分の作ったケーキを試食しつづけたら体に悪い??アジア人は穀物を消化しやすいように欧米人より腸が長いと言うが??うーーん、考えれば考えるほどストレスが溜まってくる^^;だいたい、体に合わないといわれても「アレルギー」のように、体に蕁麻疹が出来たりかゆみがあったりといった自覚症状がないのである。それに、この本を読むまで鶏肉、豚肉ばんばん食べてたから急に体に悪いと言われると頭が痛くなる~~~~じゃ、気にしなきゃいいじゃないかと思うでしょうけど気にしちゃうのよね。それも、血液型別のかかりやすい病気や体内のインジカン(尿に出てくる。この値で腸の毒素を調べる)やポリアミン(簡単に言うと、「死んだ組織のたんぱく質」。缶詰、冷凍野菜<緑の葉菜以外>などの加工食品に多く含まれる)が多い時の兆候に思い当たる節が……B型とAB型の毒素の兆候は一緒らしい・血行が悪くなる。(私は手足が冷えやすい)・起立性低血圧(最近よく立ちくらみがあった)・痔(気になる)・静脈瘤(たまに左足の太ももの裏の静脈瘤が痛い)そして、避けたほうがいい食品に「いくら」があるんだけどお昼に少しならいいだろうと食べたのが悪かったのか??(理由ははっきりしないけど)胃がむかむかして3,4時間はきつかった。テニスがあったのにあんまり出来なかった。途中家に戻り、無理やり指を突っ込んで胃の中のものを出したけど消化がよかったみたいでほとんど何も出てこなかった。。そういえば、先月『再インダクション』中にアイス最中を食べたら気持ちが悪くなってやっぱり吐いた。アイスクリームも避けたほうがいい食品にしっかり入っていた~~~これは偶然か??今までアイスクリームもたくさんたくさん食べてきたわけだし。。ただ、本を読んだあとにそう言えばと気付いたのでどうも因果関係が気になる。そんなこんなで、本を手にしてこの4,5日寝ても覚めても(夢の中でもしっかり考えてました)この健康法について調べたり、考えたりしてます。で、結論。(早過ぎ??^^;)ダダモ博士も書かれていますが、大切なのはバランスだと言う事。「固執せずに、柔軟に」そしてあせらず、ゆっくりいろいろな意味で自分の健康管理をしっかりすることとも。消化や免疫系に関連のある血液。その特性を知り自分の血液型に合った(食)生活を送ることは決して損なことでも悪い事でもないと思う。すべて完璧に従う気はありません(きっぱり^^;)が、出来る範囲で実行してみようと思います。なんでもいい所取りしたいB型(私だけかなーー(汗))。。血液型別健康法については、新しくコンテンツを作りましたので覗いてみてください。この日記を書いて、ようやく一区切りってかんじです。。どうも、一つのことに熱中すると他が見えなくなると言うか何も手につかないもんで……これで、語学勉強に復帰できるか????????ちなみに、最近の私の体重は……55キロ(げっ、元に戻ってる~)26%(これは2%減ったのでプラマイゼロ???)鶏無し、豚少々、魚多め、朝ヨーグルトでしばらくは頑張ってみます。。ちなみに、これはあくまで個人的な本の感想ですので~~あしからず~~。。自分の体は自分で管理しましょうね♪