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カテゴリ:読書
『岡本太郎の宇宙 2 太郎誕生』 ちくま学芸文庫 岡本太郎/山下裕二 筑摩書房 商品情報 ・発売日:2011年04月06日 ・サイズ:文庫 ・ページ数:607p ・ISBNコード:9784480093721 かの子・一平という両親、幼年時代、鬱屈と挫折、パリでの青春、戦争体験……。稀有な芸術家の思想を形作ったものの根源に迫る。解説 安藤礼二 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 彼はいかにして「岡本太郎」という無二の芸術家となったのか。一平・かの子という両親のもとに生まれた宿命か、幼年時代から、なれあいの妥協を拒み本質を見つめる一貫した素地は形作られていた。留学先のパリで最新のモードの模倣に血道を上げる同朋を後目に、青春を賭けて自らの道を見いだすまでの格闘、そうそうたる芸術家・思想家との交友、母の死、帰国、一兵卒として従軍した中国戦線…。その思想と芸術を生んだ根源とは。こまやかな情愛あふれる両親との書簡集「母の手紙」、「挑む-自伝抄」「パリの仲間たち」「わが二等兵物語」などを収録。 【目次】(「BOOK」データベースより) 母の手紙/自伝抄 挑む/巴里回想/小説『青春の森』/パリの仲間たち/青春ピカソ/わが二等兵物語/大陸の風物/私の哲学-若き世代からの発言 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 岡本太郎(オカモトタロウ) 1911-96年。29年渡仏、抽象芸術、シュルレアリスムの運動に参加。パリ大学で民族学、哲学を学び、バタイユらと活動を共にした。40年に帰国、42年中国戦線に出征。46年に復員後、花田清輝らと「夜の会」を結成し、アヴァンギャルド芸術を推進した。『今日の芸術』『日本の伝統』はベストセラーとなった。70年、大阪万博テーマ館のプロデューサーとして「太陽の塔」を制作。以後、テレビをはじめとするあらゆるメディアを通じて発言と行動をつづけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 既刊2冊。↓ 『岡本太郎の宇宙 1 対極と爆発』 ちくま学芸文庫 岡本太郎/山下裕二 筑摩書房 商品情報 ・発行年月:2011年02月 ・サイズ:文庫 ・ページ数:594p ・ISBNコード:9784480093714 稀有な芸術家の全貌を捉える決定版著作集、全5巻 多面的に活躍した20世紀の巨人・岡本太郎の全貌に迫る。一巻は戦後の「夜の会」から「太陽の塔」まで、その「対極主義」を一冊に集成。 解説 椹木野衣 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 20世紀を疾走し、屹立した芸術家、岡本太郎。その多面的な活躍は大きなセンセーションを巻き起こした。しかし彼の活動の軌跡は、さまざまな断片として人々の記憶にしまわれ、全体像を捉えるのは難しくなってしまった。はたして、岡本太郎とは何者だったのか─。いま生誕100年を迎え、遺された著作によって伝説と偶像を解体し、その存在の全貌に迫る、決定版著作集。1巻では「対極」と「爆発」というキーワードを手がかりに、若き日の詩文から、大阪万博参加への決意を記したテクストまで、生涯を貫く思想を掴みだす。 【目次】(「BOOK」データベースより) 赤い兎/今日の芸術/夜の会/対極主義/爆発と瞬間/万国博に賭けたもの 『岡本太郎の宇宙 3 伝統との対決』 ちくま学芸文庫 岡本太郎/山下裕二 筑摩書房 商品情報 ・発売日:2011年03月09日 ・サイズ:文庫 ・ページ数:557p ・ISBNコード:9784480093738 突き当たった「伝統」の桎梏。そして縄文の美の発見。彼が対決した日本の伝統とははたして何か。問い続け格闘し続けた軌跡を追う。解説 山下裕二 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 『今日の芸術』に続いて1956年に刊行された『日本の伝統』もたちまちベストセラーとなった。法隆寺壁画焼失のわずか数年後「法隆寺は焼けてけっこう」「自分が法隆寺になればよいのです」と言い放った太郎に対し、巷は賛否の渦で騒然となる。西洋への追従の裏返しとしての「伝統主義」を真っ向から否定し、縄文の美を発見し、雪舟の絵に挑みかかった50年代から60年代、岡本太郎は一画家から完全に脱皮し、独自の思想を背景にもつスケールの大きな芸術家へと変貌を遂げる。本巻ではその軌跡を追い、彼がこの時期集中的に「対決」した「日本の伝統」とは何だったのかに迫る。 【目次】(「BOOK」データベースより) 縄文土器論-四次元との対話/日本の伝統/雪舟は芸術か/伝統論争(対談)/日本再発見-芸術風土記/伝統と創造/伝統と現代造形/伝統とは何か お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月13日 04時15分27秒
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