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カテゴリ:読書
![]() 『藤原彰子』(吉川弘文館) 商品基本情報 発売日: 2019年05月22日 著者/編集: 服藤 早苗 出版社: 吉川弘文館 発行形態: 全集・双書 ページ数: 304p ISBNコード: 9784642052870 商品説明 【内容情報】(出版社より) 一条天皇の中宮。藤原道長の長女として生まれ、2人の天皇の生母として政務を後見。その後も天皇家の家長として政治力を発揮する。いっぽう、弟の頼通を支え、紫式部ら女房をとりまとめるなど、摂関家の発展にも貢献。続く院政期に多大な影響を与えた87年の生涯を、『御堂関白記』『小右記』などに残されたわずかな痕跡から浮かび上がらせる。 はしがき/誕生から入内まで(出生と生育/裳着と入内)/立后と敦康親王養育(立后/敦康親王の養母となる/皇子の誕生を祈願する)/二人の親王の誕生(敦成親王/一条天皇の行幸と母子参内/敦良親王)/皇太后として(一条天皇の崩御/故一条天皇を偲ぶ/東宮の後見)/幼帝を支えてー国母の自覚(後一条天皇の即位/敦良親王、東宮となる/一代一度の大仁王会と賀茂社行幸/後一条天皇の元服と威子入内)/後一条天皇の見守り(道長の出家と後一条天皇の病気/天皇の独り立ち/望月の余韻/女院となる)以下細目略/天皇家と摂関家を支えて/後朱雀天皇の後見/大女院として/彰子の人間像/左京拡大図/一条院内裏中枢部概念図/平安京内裏図/土御門第想定図/略系図/乳母・家司略系図/略年譜 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 服藤早苗(フクトウサナエ) 1947年愛媛県生まれ。1971年横浜国立大学教育学部卒業。1977年東京教育大学文学部卒業。1980年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1986年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。現在、埼玉学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) これまで何十冊読んだかわからない吉川弘文館の「人物叢書」の新刊。最近授業で話題にすることの多い中宮彰子関連では、他に、 ![]() 『藤原彰子:天下第一の母』(ミネルヴァ日本評伝選) 商品基本情報 発売日: 2018年05月 著者/編集: 朧谷寿 レーベル: ミネルヴァ日本評伝選 出版社: ミネルヴァ書房 発行形態: 全集・双書 ページ数: 340p ISBNコード: 9784623083626 商品説明 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 藤原道長の長女として生まれた藤原彰子。後一条・後朱雀天皇の母として藤原氏の摂関政治を可能にし、藤原摂関家の繁栄に大きく貢献した。二代の国母として政治的にきわめて重要な人物でありながら、女性ゆえに現存する公的な記録は少ない。本書では、彰子に仕えた紫式部や和泉式部をはじめとする才媛の日記や文学資料を織り交ぜながら、丹念に資料を読み解き彰子の生涯を描く。 【目次】(「BOOK」データベースより) 序章 「望月」の娘/第1章 道長と倫子の女君/第2章 一条天皇の后/第3章 皇子の誕生/第4章 皇太后時代/第5章 太皇太后時代/第6章 女院出家する/第7章 最晩年のことども 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 朧谷寿(オボロヤヒサシ) 1939年新潟県生まれ。1962年同志社大学文学部文化学科文化史学専攻卒業。2005年京都府文化功労賞受賞。同志社女子大学教授を経て、同志社女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ![]() 『藤原彰子の文化圏と文学世界』 商品基本情報 発売日: 2018年10月 著者/編集: 桜井宏徳, 中西智子 出版社: 武蔵野書院 発行形態: 単行本 ページ数: 436p ISBNコード: 9784838607143 商品説明 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 藤原彰子の文学活動・文化活動をあらためて考えなおそうという機運が高まっている。彰子やその周辺の人々がいかにこの文化圏を創造し、関わりをみせてきたのか。これまで貴重な提言を公にしてきた18名の錚々たる研究者が、この芳醇かつ難解な課題に多角的に挑む。 【目次】(「BOOK」データベースより) 『御堂関白集』の中宮彰子/『御堂関白記』における藤原彰子/女房たちを書きとどめる『紫式部日記』-「女房名」の政治性を超えて/敦成親王誕生時の「御物怪」記事ー『紫式部日記』と『栄花物語』、各々の意図/『紫式部日記』の中宮彰子ー女房集団との関係/『紫式部日記』の白の室礼描写ー産養時の白綾屏風をめぐって/『紫式部日記』に描かれた彰子後宮ー清少納言批判の水脈を辿って/忌まわしき“嵯峨”のトポスー『源氏物語』の作者紫式部にみる、ひそやかな反逆/六条御息所の弔問歌ーさし置くという行為の意味するもの/“美化”される藤原彰子像ー『栄花物語』いはかげ巻における『源氏物語』賢木巻受容から/『栄花物語』と『紫式部日記』のあいだー学習院本がひらく、「初花」巻の新たな読み/『栄花物語』正編、後宮運営に関わる者の系譜上における道長/『栄花物語』法成寺グループの文体形成ー彰子文化圏における仮名散文の問題として/藤原頼通の文化世界領導認識ー「高陽院行幸和歌」から「上東門院彰子菊合」へ/中宮彰子文化圏と『更級日記』/彰子女房文官の継承ー郁芳門院安芸とその集を中心に/興福寺八重桜説話の展開と上東門院 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 桜井宏徳(サクライヒロノリ) 1976年生。成蹊大学非常勤講師・博士(文学)。論文「宇治十帖の中務宮ー今上帝の皇子たちの任官をめぐって」(「中古文学」第九三号、2014年5月。第八回中古文学会賞受賞) 中西智子(ナカニシトモコ) 1979年生。早稲田大学非常勤講師、亜細亜大学非常勤講師・博士(文学) 福家俊幸(フクヤトシユキ) 1962年生。早稲田大学教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) など。関連する「人物叢書」では、 ![]() 『藤原道長』(吉川弘文館) 商品基本情報 発売日: 2008年01月 著者/編集: 山中裕 レーベル: 人物叢書 新装版 出版社: 吉川弘文館 発行形態: 全集・双書 ページ数: 252p ISBNコード: 9784642052436 商品説明 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 平安中期、摂関政治の全盛を築いた公卿。藤原氏内部の熾烈な争いの後、執政者となる。外戚の地位を確固とし、穏やかな政治手法は華やかな宮廷文化を育み、また幸運な環境にも恵まれ、人と争うことなく順調な生涯を送った。『御堂関白記』をはじめとする日記や『栄花物語』『大鏡』を比較し、道長ら公卿たちの内面に迫りながら、その傑出した実像を描く。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1 九条家の流れ/第2 彰子の入内・立后/第3 末娘嬉子の誕生/第4 敦成・敦良親王の誕生/第5 三条天皇の即位/第6 後一条天皇の即位/第7 道長の最期/終章 道長の遺産ー摂関政治の評価 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 山中裕(ヤマナカユタカ) 1921年生まれ。1943年東京大学文学部国史学科卒業。東京大学史料編纂所教授、関東学院大学教授、調布学園大学教授を歴任。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ![]() 『一条天皇』(吉川弘文館) 商品基本情報 発売日: 2003年12月 著者/編集: 倉本一宏 レーベル: 人物叢書 新装版 出版社: 吉川弘文館 発行形態: 全集・双書 ページ数: 277p ISBNコード: 9784642052290 商品説明 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 平安時代中期の天皇。外戚である藤原氏の摂政・関白、とくに道長と協調して政務や儀式を統括し、王権と摂関家の安定を築く。漢詩や和歌、笛に優れ、王朝文化を開花させる一方、定子や彰子などの后を寵愛し、理想的天皇像の原型となった。古記録や文学作品を丹念に読み解いて、31年の短い生涯を辿り、「英主」一条天皇の新たな実像に鋭く迫る。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1 即位まで/第2 幼帝としての日々/第3 「中関白」道隆と定子との日々/第4 長徳元年の政権交代劇/第5 東三条院と道長との日々/第6 「御堂関白」道長との日々/第7 譲位と崩御/第8 文芸をめぐって/第9 説話集に描かれた一条天皇 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 倉本一宏(クラモトカズヒロ) 1958年生まれ。1989年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。1997年博士(文学)。現在、駒沢女子大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月26日 17時15分37秒
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