カテゴリ:恐るべし中国人
昨日はとびきり嬉しい結婚記念日だった。
いや、別に大して何をしたわけでもなく、普通の日と変わらず病院で遅出勤務で働いていたのだが…突然日本帰国が決定。 しかも、来週土曜!! ついでに、上海、蘇州に1週間のオマケ付き!! 何が起こったかというと、6月から申請していた永住権が昨日ようやく届き、半分絶望的となっていた中国日本ホリデー計画が突然現実のものとなったのだ。 わ~い! ことの始まりは、愛弟のヒロシの結婚式が”10月半ば”ということから、10月1ヶ月のホリデーを3月ごろに病棟師長に言ってブッキング。 6月に永住権申請があることはもちろん承知していたが、”最長でも13週間”と弁護士から言われていたため、のほほ~~~んと構えていたのだが、待てど暮らせど音沙汰なし。 9月中旬になっても、申請を受け取りました、という「Acknowledgement」さえ届かず、友人との計画はおろか航空券のブッキングさえできない私は、ほぼ半狂乱となり、ホームオフィスへ問い合わせの電話をしたのだった。 6月始めに弁護士を通して永住権申請したんですけど~~~~!!まだ、何の音沙汰もないんですけど~~~~~~!!!何とかしてくださ~~~~~~い!!!!! すると、電話の向こうで、そんなことでごちゃごちゃ言ってるんじゃないわよ、というような「ふっ」というタメイキとともに、 「あなたのケースは”Under Consideration”となっています。以上。さよ~なら~」 ちょちょちょ、ちょっと~、私の弟の結婚式が10月半ばにあって、どうしても10月には日本に帰りたいのよ~。パスポート返してちょ!! ”そんなこと私に言われてもね~・・・ブツブツ”みたいな態度の後に付け足すように、 「手紙かFAXでその旨を知らせてみたら?」 といわれたので、早速その日のうちに泣き言をつらつらと並べたFaxをホームオフィスに送りつけたのだが。 ここで、病院のホリデーシステムをあまり知らない人は、 そんなことで、半狂乱になることないんじゃないの~?? と思われるかもしれないが、一定区間のホリデーが一度に3人までと決まっており、年末に近くなるにつれ、そんなに長くのホリデーを他の日程で取ることはほぼ困難となっていたため、例えば10月15日の結婚式前に突然パスポートが届いたとしても、11月はもう他のスタッフのホリデーで埋まってしまっているため、ホリデーの繰上げはほぼ不可能、月末には帰国ならざるを得ず、最低1ヶ月は帰国したい私にとってはのどから手が出るほどパスポートが必要だったのだ。 永住権なんてもう二の次状態だった(おいおい)。 ...それから待つこと2週間。 しな~っとAcknowledgementがうちに届き、その5日後の昨日、永住権とともにパスポートが送られてきたのだった。 しかし、日本のお役所なら「弟の結婚式だから何とかして!」なんていう泣き言は通らないことが多いが、こちらはそういう個人的都合にとても寛容的だ。 今日も病棟で、患者さんの退院が娘さんがホリデーに行くからという都合で、1週間も延長になった。(スタッフは呆れていたけど、実際にはそういうのがまかり通る) やっぱり個人主義の国だからだろうか?? いずれにしても、半分絶望的になっていた帰国が現実のものとなった。 このところもう、考えないようにしていた帰国。 気がついてみれば、来週の土曜には雲の上(きゃは!)。 ついでに、上海、蘇州ツアーのオマケ付。 嬉しくて嬉しくて昨夜は寝付けず、早出に備えて眠剤まで飲む始末。 ←まるで子供の遠足状態… それでも、ちゃんと仕事はこなしてますからご安心を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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