幸せな胸のいたみ

私は若い頃から食餌や体操（ヨガ、ストレッチなど）に関心がありました。
幼なじみには「健康オタク」なんて言葉をもらうほど。
小学校低学年の頃に急性腎炎を患ったり、鼻水たらたらの鼻炎だったりしたからでしょうか。

そして、子どもを持ってからというもの、その傾向にさらに拍車がかかりました。
鍼灸院へ通い、健康関係の色んな本を読みあさり、マクロビオティックを勉強しました。
間違いなく私は、いわゆる「身体からのアプローチ」をするタイプ。

一方、夫は学生時代から、精神的な悩みを自覚し、宗教書や生き方についての本を読んでいました。
彼は身体が丈夫なので、特に悩みはなかったらしく、好きなものを食べ、好きなだけ飲み、
意識して体を動かすこともなく過ごしてきたのです。
明らかに夫は「精神からのアプローチ」をするタイプ。


ところが最近それぞれに変化が…。


私はなぜだか精神的な世界へと導かれ、気がついたら色んなリーディングを受け、
その手の本を読んでいます。
少し前まで「スピリチュアル」という言葉が苦手だったのに。

そして夫は、１月ほど前から首を痛めていたのですが、今週から、
それを病院でなくカイロプラクティックの治療院で診てもらっています。
しかも私が薦めたわけでもなく、自分で探して、予約して。
数年前まで西洋医学の病院やお薬以外信用しないタイプの人だったのに。
「どうせ病院に行っても牽引して痛み止めをくれるだけだから。」なんて宣って。

年末にタロット・リーダーのvijayさんに私の新年を占っていただいた時、コメントの中で言われました。

「色んな人を見ていてわかったのですが、身体と精神どちらから入っても、いずれ時期が来たらもう一方の世界にも踏み込むようです」（ちょっとうろ覚え）

この数日、しみじみそうなんだなぁ～と思っています。
身体と心は一緒。身体は心で、心は身体なんですね。

違うところから入っても、それぞれの「気づきの道」は、同じ頂上へと続いているのかも。