幸せな胸のいたみ

小さいときから、歯が弱点の私。
おじい、おばあ、ひいおばあまで４世代同居で育ったので、毎日黒砂糖にあめ玉。
幼稚園時代は、クラスで２番目に虫歯の多い子どもでした。


自分がコンプレックスがあるからか、テレビや雑誌のグラビアに出てくる男女の、
歯の美しさに、つい目がいきます。

よく、「市場で牛や馬を買うときには歯を見ろ」と言うとのこと。
つまり、その動物の健康度は、歯で、ある程度判断できるのだそうです。
テレビや雑誌に出てくるモデルさん達は、あんなに美しい歯を持っているし、
治療した跡も全く見えない。
みんなさぞ、健康体なんだろうなぁ。いいなぁ。

今日まで、そう思っていました。

そしたら、モデルさんや芸能人は、矯正したり、差し歯にしたりして、
いかにも健康的で美しい歯に「作る」のだそうです。
何十万円もかけて。
健康な歯さえ抜いたりして。
なんて、もったいない！せっかくの自前の歯を抜いてしまうなんて！

マスコミをそのまま鵜呑みにすると、大事なことを見落とすわけだ…と思いました。

芸能人の美しい歯に限らず、様々なイメージを作るために、
マスコミ業界の裏側では、さぞ不自然なことが行われているのでしょう。
その不自然さを察知できるように、毎日アンテナを磨いておかなくっちゃ。