知路の家

ﾅﾝﾃﾞﾅﾝﾃﾞ?　ﾄﾞｳｼﾃﾄﾞｳｼﾃ?


これは天邪鬼君に何かを相談した時に答えをくれないときに言っていた言葉。
『こんな相談、すぐに答えてくれたっていいじゃない！』って思っていた。


今になって思うのは、強引だったんだな。って。


今回の同棲の話。
きっと今までの私だったら
『好きなのにどうして一緒に住むってすぐに言えないの？』
って詰め寄っていたのかもしれない。


心の中ではそう思っているところもあるけど｡｡｡
『考えるのは私ではなくて彼なんだ。
彼の必要としている時間は彼にしか分からないのよ。』
そう言い聞かせている自分が出てきた。


みんなが自分と同じではないこと。
頑固な私が人の言うことを聞こうとしないのと同じように
他人には他人の考え方とプライドがあるのだと、今更思っている。



最初は彼にしっかりと答えも出さずに、何となく付き合っていた。
きちんとお付き合いをしよう。って自分で決めた時
わざわざ彼に電話をし『きちんと前向きに付き合ってください』って伝えた。


『俺は今までもずっと付き合っているつもりだったんよ。。
なんだ、ちがったんか。。。俺の思い込みやったんね。』
そう言われてしまって言葉がなく
最後にはごめんなさい。と涙声になってしまった。


『でもな、きっと勇気を出して言ってくれたんやな。ごめんな。
たぶんな、言わなきゃと思ってくれたんと思うんけどな～。
良く解らんけど。。。男と女の違いやね。
たぶん、思考回路が違うんよ。どうでもええねん。そんなん。
俺は付き合っているつもりだったし、それでええんやろ？』


そう言ってもらって今に至るわけだけれど
このときから『他人のタイミングと自分のタイミングが一緒ではない』と
なんだか思うようになってきた。
彼が私のタイミングをじっと待っていてくれたように
私も彼のタイミングを崩してはいけないのだと。


なんだかよく解らないけど
書いておかなくてはいけないような気がして書いてみた。


こんなこと書いても。。。実家に戻ることになったらショックなんだけどね。
どうかそうなりませんように。