【裏ブログ特別企画】冷たい笑顔最終話
それから3ヶ月後
見慣れない電話番号から
電話があった
出てみると
さやかの叔父だった。
「久しぶり!元気かい?」
僕は答える「はい」
「ところで伝えようか迷ったのだが、さやかが、、、」
感じ取った。
死んだと言うこと。
翌日
さやかの棺の前に僕はいた
さやかの親戚には
全員挨拶をしていたので、
顔見知りだが
どこかよそよそしい
ただ責める人は誰もいなかった。
棺の中の彼女は、
顔だけは無事だったらしく
花に囲まれて
冷たい笑顔を浮かべていた。
同僚は
さやかが自殺したことを知らない
僕等の付き合いのことを
いじられるたびに
僕の中に「殺意」にも似た思いが
フツフツの湧くのである
終わり
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