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カテゴリ:恋のお話。
恋愛のすべて。島村洋子 この本に出会ったのは,前職場の図書館。 配架をしていて,そのインパクトのある題名と,赤い背表紙に心惹かれていたのだが,なんだか手にとるのがこっぱずかしくて,なかなか借りられないでいたのです。(・・・誰も見てね-よ。) だけど,退職してからもやっぱり気になっていたので意を決して?借りてみました。 この本は,島村さん(小説家)自身の経験,または見聞きした恋愛を元にした,島村さんが「恋愛」について考えた,5年間の集大成です。 この世の中に同じ恋愛をしている人が一人もいないように,それぞれの人が持っている恋愛観も人それぞれ。多少は似ていても,全く同じ恋愛観を持っている人なんていません。 だから,私と,島村さんの恋愛観も,うんうん,わかる!というものもあれば,そうかな~?っていうのもありました。 なんだか,女友達の恋愛話を聞いている感じで読めました。 冒頭の「人を好きになる能力」では,なんと,妄想力のある人間が,「人を好きになる能力」に秀でているという。 いやん,あたし?(笑)(*/∇\*) 確かに,あたし,友だちに「どこにいっても好きな人できるよな~。」って,半ば諦め顔で言われたことあります(笑)。 なんかね,すぐに「この人が運命の人だ!」とか思っちゃうんですよ(笑)。 島村さんも同じで,なんと島村さんはダンナさんと出会って3秒くらいで「私が結婚するのはこの人だ!」と勝手に決め,(というより未来のことを私はわかっているのだ,と思っていたらしい←ここ,もっすごわかる!(笑))そのようにダンナさんを説得し,見事結婚までこぎつけたらしい! ダンナさん曰く,「新手の新興宗教に引っかかったよう」だったらしい(笑)。 このように,妄想力のある人間は,好きな人がすぐにできて,ルンルンな毎日を送ることができるのです。 妄想力の少ない人は,なかなか好きな人ができにくくて,日常が楽しくなくなりがちですが,反面,本当のいいものに出会ったとき確実にわかる!という長所があるという。 そうか!だから私はハズレばっかり掴んできたのか! 何年か前に友だちに,「男を見る目がない!」といわれて,「んなことねーよ!」と,逆ギレ気味だった私。 でも最近,「・・・そうかも?」なんて思い始めていたりして(笑)。 つ~かね,あたしの男運のなさはどうやら,名前が原因らしいのよ!(笑)。 このことについてはね,また別の機会に話すけど,それを知った時にはショックだったですよ。 やっぱり自分のせいじゃなかったんだ~。と,また自分以外のもののせいにしてみる(笑)。 私は妄想力が強い上に一途?なので(ただ執念深いだけ(笑)),誰から見てもやめとけっていうのに引っかかって,その上止めときゃいいのに長続き(笑)。 この悪癖,どうにかしたいよな~と思っていたところに,時の人,倖田來未おねいさま(ねえさんて呼びたくなる貫禄が彼女にはあります。)から,とっても含蓄のあるお言葉をいただきましたの それは「うたばん」でのこと。 くーみんは,自分がいいと思った人に,メールとかでプッシュして,ちょっとでも反応が悪かったら即切り捨ててしまうらしい それはなぜかとたずねたら♪ 「何のために恋をしているかというと,運命の人と出会うためなので,その気のない人と付き合っているのは,時間の無駄!」 だそうです・・・。これを聞いたとき私は,目から鱗がボロボロと落ちました さすが,倖田ねえさん! 私には,決断力というものが欠けていたのですね! 上手な恋愛には,運命の人を信じる妄想力と,ダメな時はダメと割り切れる,決断力が必要なのかもしれません。 いくつも年下の彼女に教えられました(^ ^;)ゞ 。 。 。 話はそれましたが,島村さんの本。 「どうして彼氏ができないの?」「男運が悪いと嘆くより,男を見る目を養おう」(ドキ!(笑))「するかしないか,迷ったら」などなど,恋愛に関するちょいと気になるトピックが盛りだくさんなので,今まさに恋愛で迷っている人,恋した~い!と思っている人は,読んでみてください。 これぞ運命の人!を見事GETした島村さんの言葉だけに,なかなか説得力がありますぞよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006年06月07日 11時18分02秒
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