サイクリングで里山を訪ねました (横沢入り)
サイクリングでお出かけ。実は先週も青梅の幸垣城に出かけましたが、事前情報不十分で目的地に行き着かず、出直しとなりました。その件はまた今度。さて、あきる野市五日市近辺に里山が残されている。一時開発の危機に遭遇したが、都の自然保全地域となり手付かずの自然が残っているというのです。アクセスとしては多摩川サイクリングコースを上流に、多摩橋から平井川通りで行くと、道も良いし、狭い道のところでも歩道があるので、安全に走行できそうです。もしハイキングなら五日市線の武蔵増戸から出発すると半日ぐらいのハイキングコースです。この横沢入、江戸時代以前は伊奈石と呼ばれる石材の産地、いわゆる石の切り出し場があったところでもあります。平安時代に信州から石切職人が呼ばれて、この近辺で石材加工され、江戸に運ばれていたとのこと。そのため五日市街道、昔は「いなみち」という名前で呼ばれていたそうです。横沢入を囲む山は秋川と平井川にはさまれていて、山中に谷津がたくさんあり、水田がたくさん開かれていたので里山といわれるゆえんです。この山にはもうひとつ大きな谷津があったのですが、それは30年ぐらい前「日の出ニュータウン」として開発され、都心に通うサラリーマンのベッドタウンとなっています。日の出ニュータウンの遠景はこんな感じです。駅から闇雲にアクセスしたので、はじめは間違って別の谷津を目指しました。ふもとに大悲願寺があるのを思い出し、道筋がわかってビジターセンターのようなところに到着。案内板があります。案内を見るとマムシとかやまかがしとかの毒蛇や蜂が多いので気をつけよとあります。秋口はマムシの産卵時期なので特に注意だそうです。年に2,3件事故があるので、かまれたときの注意事項や、血清の準備してある病院名まで案内されています。いやですね。田んぼの稲穂がたわわ、彼岸花もきれいに咲いています。とまあ、今日の報告(一回目)はこのあたりで。