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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
KenWettonさんの記事でYOUTUBEにあげられているジョン・ウェットンのUK末期のインタビューが紹介されていましたが、同じ方がフリップやブリューのインタビューも上げております。
Adrian Belew 1982 Interview pt 1 Robert Fripp from King Crimson interview pt1 他にも様々なミュージシャンの貴重なインタビュー動画が彼の手によってアップされています。 82年というとちょっとクリムゾンの内部で倦怠期を迎えていた時分であり、個人による発言の違いなどを拾ってみるのも面白いかもしれません。DGMでも記事を書いているシド・スミスの書King Crimson Storyでも個人個人による発言の矛盾点を無理にすり合わせず、そのまま載せていましたが、当時のバンドの事実というものはそのメンバーごとの視点の違いで解釈が違うのは当然のことなのでしょう。シドの本には貴重な証言が多いのだが、発言者の誤認識や誇張もそのまま表記されているので留意する必要はあるがw(例:81年の来日公演のREDで男性客全員がヘッドバンギングした。してませんw) クリムゾンの発足当時から振り返れば、短命だったオリジナルラインナップ、ツアーが潰れたリザード期、ピートとフリップの確執とフリップの頑迷さで混乱したアイランド期、徐々にバラけていった太陽と戦慄~レッド期、80'S、90'S、そしてProjeKcts以降。どの形態、時期であっても常に向上と混迷を繰り返し深い愛憎で彩られてきたバンドです。 しかし、関わったメンバーはどの時期であれ、バンドの、自分の音楽に忠実であろうともがき苦しみ、その中であの作品群を生み出してきたのです。誰が悪いとか良くないとか言うのではありません。壮絶な回転体であったキングクリムゾンという過酷な生き物は多くのメンバーをはじき出してきました。それは唯一残るフリップとて、REDの頃に自身で経験しています。ただ、個人差はあれ、彼らが古くからの友人同士であり、悪口を言い合いながらも関係を保っていることはファンとしてうれしいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 24, 2008 04:17:44 AM
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