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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
今回は修正と言うか確定した情報です。今まで何度かに渡り、ゴードン・ハスケルがクリムゾン参加前に書いた曲のうち2曲が、南アフリカや豪州でヒットした件で記事に書きました。その中の一曲ワンダ・アレッティの曲に関しては、正確なリリース日が判明しました。70年の11月27日だったようで、主に南ア・チャートを賑わせたのは翌71年の3月頃だったらしいです。ゴードンの以前のブログで公開されていた過去作品の発表年一覧にこのナンバーも入っておりましたが、発表年がちょっとずれてたようですね。実際にワンダによるカバーヴァージョン発売は、ハスケルがクリムゾンを離脱する頃だったようです。このザンジバルという曲自体が、1969年のハスケルの1stアルバム収録曲だったため勘違いしたのかもしれませんね。カバーされたのは70年11月だったわけです。
WANDA ARLETTI - ZANZIBAR (1970) ビリー・フォレスト・プロダクションとかかれております。つまりゴードンの曲LAZY LIFEを最初にシングルでだしたWilliam E Kimberこと、ビル・キンバー氏のプロデュース。ゴードン・ハスケルと後々まで交友関係を続けたキンバーが、女性歌手ワンダにゴードンの曲を歌わせたら、南アフリカで71年の春から13週チャートに留まる売り上げを記録したわけです(最高位2位)。 ご覧の通り、シングル盤ですが「ドーナツ盤ではありません」。インナーもちょっとかわった模様です。 シド・スミスさんのクリムゾン伝記本で、まだGGFが軌道に乗らない頃のフリップがハスケル母に会いに行ったときに病院で自慢された曲はこのザンジバルではなく、1968年QUENTIN E KLOPJAEGER名義のLAZY LIFEのみを指すと考えて良さそうですね。(前年にWilliam E Kimber名義でFleursをバックにしたシングル曲を、Gonksの演奏でリテイクしたヴァージョン)。 今回は南アフリカから取り寄せたので、梱包に変わった切手が貼られておりましたw 到着後、荷解きして開封すると見事に汚れきったシングル盤が出てきたので、100円ショップによくある電解水の染みたウェットクリーナーで汚れをふき取ったところ、見事にキレイになりました♪ リイシューの3枚組南アヒット曲集CDでのテイクより、やはりオリジナルはクリアでした。 Youtubeより WANDA ARLETTI - ZANZIBAR 以前も書きましたがワンダは72年にBOBBI McGEEへ改名し英国でも当時のグラムロックの流行りに乗り活動してました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2012 01:10:15 AM
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