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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
Blue Sharks - These Things Will Keep Me Loving You(1971)
イタリアで数点しか現存してない故、£700もの市場価格で取引されたプロモ盤。 話題となったのはB面収録曲These Things Will Keep Me Loving Youというモータウン楽曲で、THE VELVELETTESのヒット曲を派手な演奏にしてカバーしたものです。 余りに情報がなくてコレクター界隈(特にイタリア)で議論がなされていたようですが、2017年のディスカッションで「これはThe Mike Morton Congregationの演奏で彼らのLP、Nonstop Top 20 Volume Threeに収録されていた」と判り、今やその影響でモートンのLPまで値が上がっていますw 討論の中では「オリジナルと比べるとドラムの音が大きい」という意見もあり、それに対し「ドラムはGGFやキング・クリムゾンで叩いてたマイケル・ジャイルズだからね」という反論も書かれておりましたw 以前2011年に当ブログで紹介したTHE MIKE MORTON CONGREGATION - NON STOP TOP 20 VOLUME THREE (1971)の記事はこちら。 THE MIKE MORTON CONGREGATION - NON STOP TOP 20 VOLUME THREE (1971)https://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/201106080000/ 余談:マイケル・ジャイルズとマイク・モートンの関係は以前から知られてはいましたが、その時期については謎ばかりでした。最近わかったのは、GGFがイアン・マクドナルドの姉の旦那アンガス・ハンキングから最初の出資を受けた1968年秋、それだけで足りない分をマイケルはモートンのギグに参加することでお金をもらっていたようです。 クリムゾンがメロトロンやレスポールなどの機材補充としてアンガスさんからお金を出してもらったのは二度目の出資である明くる1969年1月。 GGFからキング・クリムゾンとしてバンド編成が変わる頃だったそうで。 その出資がメロトロン導入の足掛かりとなったとすると、前年GGFがレコーディングで使ってたメロトロンはデッカのスタジオ機材だったのでしょうねw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 10, 2020 03:55:04 PM
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