ニッポンのオッさんがいろいろ運動やってみたことのご報告

まさかの草津のホテルが全然空いてなくて大津に宿泊してしまいましたが、真面目に草津に戻ってからゴールの三条大橋を目指しました。

が、前日からの右足ふくらはぎ付け根から膝裏の痛みが悪化しており、朝から湿布と痛み止めを仕込んで全行程歩きで仕上げることにしました。とにかく歩くのも辛いほどでしたが、ここまできたらもう頑張るしか無いと・・・

大津駅近くのホテルから朝スタート。


電車で草津駅に戻ってから草津宿方面へ。
東海道と中山道の分岐です。

草津宿と本陣跡


ここからも東海道はところどころに案内板や標識があってわかりやすかったです。
途中にあった弁天池。

　
これまた池にあった立場跡。


一里塚跡。


大江の千里の奥さんの家だったところと書いてありました。


瀬田の唐橋を目指していると近江国一宮の建部大社があったので寄り道。

あまり大きな感じではありませんでしたが、趣がありました。

そして琵琶湖を跨ぐ瀬田の唐橋。

自転車で琵琶湖を一周するビワイチのスタート地点はここらしいです。


唐橋を渡ると大津市に入ります。名門校のある膳所のお城の後。


大津宿を目指してずっといっていると義仲寺もありました。木曽義仲と松尾芭蕉のお墓があるらしいですが、有料でしたね。


大津の街中に入ったら大通りを路面電車が走ってました。これを眺めてしまったがためにこの後ルート間違え。


まっすぐズンズン進んでいくと歴史ある鮒寿司屋さんがあったりして宿場町感を勝手に感じてましたが、なんだか雰囲気が変わってきた。

どうも東海道ではなく小関越えという峠道のバイパスルートに入りそうになってました。

それでもいいかなと思いつつ、やはり初回なので正規ルートに戻って1号線を進むことにしました。

本陣跡があった。、


和歌で有名な蝉丸の神社もありました。


そしてダラダラ登りを登ってかの有名な逢坂の関？に到着。、

聞いたことある和歌だ。

そしてここから1号線を脇に入るのですが、ついにありました、ブラタモリで紹介された三叉路。

右が東海道五十三次の京都へのルート。そして左は伏見から大阪に繋がる東海道五十七次のルートになります。また左も行かないとな。

この辺りから牛車用の石畳が車輪で削れまくっている車石が展示されているところが数ヶ所ありました。

京都だ。

山科のあたりをずっと進んで東山の方でラストの登り道。

そして峠を下るとあとは三条大橋へまっすぐ進むだけ。
でしたが、ここでお寺めぐりをちょっとやってみました。
総本山知恩院。

知恩院のゾーンにある川も雰囲気があって良し。

その脇のちょっと入り込んだところにひっそりと明智光秀が祀ってありました。


走り坊主のお寺もありました。


で、ちょっと寄り道した後に三条大橋に到着。

ついに東海道五十三次を完了することができました。延べ11日。足も痛かったですがなんとかクリア。
駅伝発祥の地でもあるようです。

橋の擬宝珠には増田長盛と豊臣さんの名前も見られます。これもブラタモリで予習しました。

弥次喜多。

ログは三条大橋までとしましたが、この後さらに壬生寺方面へも足を伸ばしました。

お目当てはここ、旧前川邸です。

ここの東の蔵の補修にクラファンで参加して銘板に刻んでいただいており、それをやっと見ることができました。

現在は土日のみ売店が開いているようです。
すぐそばに壬生寺。

さらにそばのお菓子屋さんには新撰組ものがいろいろ売ってました。おまんじゅうも。

ということでずっと歩きで24キロぐらいを仕上げてまいりました。


全長492キロらしい東海道をこれで完了しました。次は中山道かな。大変そうだから他にしようかな。いずれにせよまたしばらく目標設定には困らなさそうです。

今回感じたのが、走っても歩いても実は進める距離があまり変わらないかも疑惑。
走った方が当然進むのは早いのですが、その分消耗もするので補給や休養も必要になる点と、長時間継続が難しくなったりします。歩きの場合は飲食を多少パスしてもずっと移動し続けることができ、朝から晩まで通しで歩き続ければ結構進める感じもありました。
今後の旧街道チャレンジは少し作戦を考え直すかもしれません。

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