ダダモで　　血液型別に合う合わなというのは　食品中のレクチンが関係しているようですが
より有害なレクチンを含むものについての　ダダモ博士の本の覚え書きです。


小麦
小麦のタンパク質には多量のグルテンとグリアジンが含まれている。
これは　ほかの穀物にも含まれているものの、小麦のグリアジンは
ほかに比べて免疫系との交差反応がより高い

グルテンとグリアジンに対する過敏性は、消化器系の健康に二次的影響を及ぼす。
小麦に含まれるレクチンは小麦麦芽の凝集素（WGA）で、重大な問題を引き起こすが
ほとんどの人に自覚症状がない。ほかの多くのレクチンと同じように
WGAは消化を阻害し、代謝やホルモンにも影響を与える。


 トマト
トマトはリコピンが豊富に含まれており、抗酸化作用があると言われているのに
なぜ、すべての血液型で体によい食べ物になっていないのか？

トマトにはリコパーシコン・エスカレンタム・アグレチニンという強いレクチンも含まれているからだ
これはすべての血液型で凝集をおこすレクチンの一つで、パンヘルマグルチニンと呼ばれている

トマトのレクチンは、無害とはいいがたく、腸壁を守る酵素ムチンの濃度を低くしてしまう

トマトのレクチンには　ほかにも困った性質がある。神経組織に結合したがるという報告がいくつかあるほか
プロトンポンプ（ガストリンによる胃酸分泌の細胞メカニズム）のサブユニットの一つにも結合する
トマトソースを食べて胃酸過多を訴える人が多いのは　これが原因かもしれない。

リコピンについてはどうか？
トマトはサラダに入れるだけで　沢山とれるわけではない
トマトは水分が多く、トマトソースにしなければリコピンはあまりとれない
しかしトマトソースには　トマトのレクチンも多量に含まれてる

幸い、リコピンを含む食品はトマト以外にもたくさんある

食品　100g中に含まれるリコピンの量
トマトペースト（缶詰)　8580
グアバ　6500
すいか　5400
グレープフルーツ(レッド)　4100
パパイヤ　3500
トマト(生)　3100
あんず(乾燥)　864
ローズヒップピューレ　780

生のトマトには　リコピン含有量はそれほど多くない
またリコピンはカロチノイドのように、脂質と一緒にとると吸収がよくなるという性質がある。




記載を省いている部分もありますし、記載違いもあるかも知れません。
詳しくは　ダダモ博士の本を　ご覧下さい。


ダダモ博士のnew血液型健康ダイエット