シスチンとシスティン

シスチンは硫黄を含んだアミノ酸であるシスティン（重要な抗老化栄養素）の安定的なかたち
体は必要に応じて容易に一方から一方に転換でき、この二つのかたちのアミノ酸は
代謝においては一つのアミノ酸と考えられている。

シスチンが代謝されると硫酸が産出され
それが他の物質と反応して　体のシステム内の毒性物質の解毒を助ける。

硫黄を含むアミノ酸（含流アミノ酸）とくにシスチンとメチオニンは銅の毒性から効果的に体を守る
（銅の過剰な体内蓄積の兆候の一つは汎発性剥脱性皮膚炎のウィルソン病）

シスチン/システィンは　有害金属を縛りあげて体を守り
喫煙や飲食によって生まれるフリーラジカルも捕捉して体を守る。

治療目的の量を摂取した場合には　X線および放射線からもシスティンは注目すべき程度に体を守る。

システィン
禿を予防する助けになる。乾癬を治す助けとなる。髪、皮膚、爪の状態を改善する。
脂肪の燃焼を促し、筋肉がつくられるのを助ける。

シスチン
癌の化学薬品療法や放射線療法の副作用を予防する助けとなる。
老班を減らす。

注意
真性糖尿病の人は　システィンもシスチンも　ビタミンC、B1と組み合わせて多量に摂ってはいけない。
（この栄養素の組み合わせはインスリンの効果を打ち消す）


※自分や家族の飲む栄養素の覚書きです。 　
気になる点や　覚えておきたい点だけまとめています。　
記載間違いもあるかも知れませんし、詳しいことは、本などで確認ください。
ビタミン・バイブル完全版　　アミノ酸特集ページ