Partagas SerieD No.4
セラー内で表面にうっすらと白い粉を噴いた様なD4をヒュミに移し一ヶ月程、吸ってみる。乾燥気味のせいか始めのうちは苦味が感じられる、中盤に差し掛かり暖まってくると次第に本領発揮。だが今度はトンネルで片燃え…修正の効く範囲で味わいへの影響は少なそうだが燃焼は安定しない。購入当初はガツンとくるヘヴィなシガーだと感じたが年月が経つにつれ強いながらも割合穏やかなキャラクターへと印象が変化してきた。パルタガスらしい密度の濃いアロマや味わいは不変、長期熟成でも枯れずバランスの変化はあっても旨味は変わらないだろうと思う。相変わらずD4は吸い進む程旨味が増してくる、前半の不発も忘れさせてくれるくらいに終盤が旨い。アルコールが入り聴覚の高域感度が鈍ったくらいがちょうどよかっかりするもんだからいつの間にやらフルボリュームで、QUEENのDeepCutsからなぜかトム・ウェイツへ…そしてSION。抱きしめて。これは部屋で聴いたほうがいいか。D4を吸い終えてもまだ聴いていたいのでアメスピ持ってきてさらに30分程延長、おかわり3本。空が明るくなってきた…暑さも和らいできて深夜の屋外でのシガーがとても心地良い季節に、だが良い季節はあっという間に過ぎてしまう。パルタガス セリーD No.4 [キューバ産]パルタガス 898バーニッシュ [キューバ産]Wine&Cigar リカープラザ大越酒店