キネマトホン

韓国08年制作。タイトルと噂は耳にしてたけど、もっとヒリヒリするのかと思ってたらそんなでもなかった。けど、いまどき珍しく余計な音楽、BGM、音響効果が削り落とされての会話劇が気持ちよかったです。韓国映画はいつも思うことながら、町並みやら店舗やら暮らしかたの映像がお気に入り。取り立て事務所の社長がサンスベリアを大切に育てていて、わが家にも置いてあるのでなんとなく親近感（笑）ウチは大事に育ててないけど（ジョーブな植物なんです♪）ラスト、イヤな予感が的中して、70年代ATG青春映画路線へとなだれこんで、あ〜、ちょっと残念みたいな。どうしてもそこへ落ち着いてしまいたい気持ちに負けるよな〜みたいなデジャヴ。そして首の長いシルエットが美しいヒロインのキム・コッビがイズリナに似てそうで似てないのか〜なビミョーさなのでした。（150623）