キネマトホン

海野十三「放送された遺言」。掲載年、掲載誌不明。遊星からのメッセージをキャッチしエスペラント語に変調して聴ける超短波長廻折式変調受信機を開発した若き研究者の天野祐吉。彼が最初に傍受したのは「自らの星を十分後に破戒する」という異星人からの遺言だった。そして異星の消滅の衝撃が地球にまで、さらに天野にまで迫る。果たしてそんなとんでもないことが起きるものか。そして研究者としての幸福とは！ちなみに冒頭で天野祐吉がつまんでた鳥貝の押し寿司は僕も好きです、トリ貝の握り、旨いっす。



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