デスペラード 総評70点
さぁーて、ここのところ遅れがちではありますが、今日も映画批評をしたいと思います。 今日取りあげる映画は、娯楽映画の王道とも言えるデスペラードです。とにかく楽しければそれで良い、と言った感じの映画です。 まずはそのストーリーです。 ギャングに恋人を殺され,復讐の旅に出た主人公のマリアッチ(アントニオ・バンデラス)は、ギターケースに銃を忍ばせた伝説のガンマンです。ある日マリアッチは、麻薬王ブチョとの激しい銃撃戦の末に傷を負ってしまい、彼を手当てしたカロリーナ(サルマ・ハエック)という女性とやがて愛し合うようになるのですが………、といった感じです。 実はこの映画には前作が存在していて、その名はエル・マリアッチと言います。わずか7000ドルの低予算で、しかもたった2週間という短い期間に製作された前作を、十倍の製作費で作った続編がデスペラードなのです。 この映画は、何も考えずにリラックスして見るのが一番でしょう。あのクエンティン・タランティーノが友情出演していたり、エル・マリアッチの無敵の友達は出て来てすぐにやられてしまったり、下らないと思うシーンもいくつか見られますが、とにかく楽しませてくれます。 ちなみに、この映画のさらに続編がレジェンド・オブ・メキシコなのですが、僕はまだ見ていないので、観賞したらまた批評をしたいと思います。 監督 ロバート・ロドリゲス 制作年 1995年 制作国 アメリカ出演 アントニオ・バンデラス/サルマ・ハエック/クエンティン・タランティーノ