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カテゴリ:Vespa
このスクーターの場合、AC-CDI点火なのでバッテリーや充電系が動作していなくとも
エンジンは始動可能です。・・・テスト用のタンクから車載の燃料タンクに配管して 動かしてみると・・何故か直ぐにエンジンが止まってしまいます。(^_^;) ガスが来ていないと判断し・・フューエルタンクバルブ(負圧燃料コック)を外して 点検してみると完全に詰まっていました。 そのため、焼損したレギュレーターと燃料コック↓↓はオーナーに調達依頼しました。 結果は幸いにも国内調達できたそうです。なお怪しそうな旧いワイヤーハーネスは ・・程度の良さそうなモノをオーナーが持っていて、それと交換します。 まず、燃料コックを配管し試運転前に負圧ラインを口で吸ってバルブを開け キャブに燃料を送ってやります。バッテリーを繋ぎ、セル一発始動出来ました!! ・・これで安心して電装系に取り組めます。😀 ワイヤーハーネスの交換は向学の為、オーナーにやってもらいます。 色々、マッチングしない部分はありましたがテスターと回路図を参照して 紆余曲折・修正しつつレギュレーター、ハーネスの組付けが終わりました。😅 ところが、最後にボディ横から延長したバッテリー配線を繋ぐと・・バッチッ!とショート音が😱 何故???・・灯火類、センサー類、警報ランプ、冷却ファン等の配線も確認済みなのに。。。 さては!と睨んだバッテリーのプラスに接続した赤太線を取り出して導通テストすると ・・アース側に落ちてました。😭 その赤太線は先端が切断されており、どこへ接続してあったのか不明でした。 まさか赤い線がマイナス側に接続されてるとは!! ・・夢にも思わず、バッテリーを瞬間ショートさせてしまいました ・・赤い線はバッテリーマイナス側に繋ぎ直して電装系は正常になりました。 ・・やっぱりイタ車は最後まで気が抜けませんね。😂 ボディの外装系は気が済むまで綺麗ににオーナーに組んでもらうので 自分の作業は、ほぼ終了です。 ボディパーツをオーナーがボチボチ組み付けて形になって来ました。 最終は、持ち帰って仕上げてもらうため、小型バッテリーを取り付けて 始動してみると・・・かかりません。?? プラグ火花は飛んでましたのでガスが来てないと判断しキャブ周りを触ってみると ゴムホースに亀裂が起きてました。カットしてキャブに接続し・・ やっとエンジンがかかりました。(^_^;) ・・最後の最後まで虐められますね〜。😂 ・・この状態で車に積み込み持ち帰っていただきました。 終始、ハードな作業でしたがスクーターの構造、キャブ、レギュレーターや ジェネレータの構造など多くを勉強し直さざるを得なかったので面白くも あり楽しめました。バイクの知見が増え、何でもなんとかなるさぁ・・と今は思えます。😁 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.10 16:28:32
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