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カテゴリ:自分を高める
昨日の「ソロモンの王宮」(TV番組です)に、銅版画家の山本容子さんが
出演していました。 私、山本さんご自身と、その作品が大好きです。 生き生きとした線と、美しい色使い。 人、動物たちが今にも動き出しそうで、 風、匂いが感じられ、 音、笑い声が聞こえてきそうな作品たちです。 ・・・昨日の番組を見ていて、一つ思ったことがありました。 山本さんは、下書きなしで作品を描くそうです。 だから、描いていて予定が変わってくることがある。 例えば、枝に4羽の小鳥をとめる予定が3羽しか描けなくなってしまった。 ならば1羽は飛ばせてしまおう。 「 完成形があって、それに近づけようとするのではなく、 その時々で、自由に予定を変えていくの。 だから失敗はないのよ。」 私も絵を描く者の端くれとして、この言葉、胸に響きました。 私はいつも完璧に描こうとしていました。 デザイナー時代は、パソコンで三次元の絵が大の苦手だった自分に劣等感がありました。 イラストを描くときは、下書きをしてそれをなぞっていました。 でも、そうでなくていいのだ!と思いました。 つたなくて、完璧でなくて、ふにゃふにゃした線が、逆に私の特徴、個性にすればいいんだ。 失敗はない、失敗を活かせばいい。 そしてそれは、生き方にも通じるような気がしました。 あこがれの人、山本容子さん。 たとえテレビの中でも、山本さんに出会えてよかった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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