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un monde  写真と詩の世界

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2006.06.22
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カテゴリ:創作日記
昨日は、お仕事で三鷹に行った帰りに
三鷹の美術館に行ってきた。

高島野十郎展という展覧会があって
ふらっと入ってみた。

作品が時系列で展示されており、
画家の人生観の変化がありありと表れており非常に興味深かった。

画家の若い頃の作品は暗いものが多かった。
例えば、描かれているりんごは輪郭がまっすぐではなくゆがんでおり、
どのりんごを見ても表皮が痛んでいたり、虫食われていたりしていた。

しかし歳を経るにつれ、段々と色合いが明るい作品多くなり
モチーフとなるものも美しい自然や風景が中心となり、
そして、最終的に、彼は闇の中の月や闇の中のろうそくを
いくつも描くようになったのだ。

この変化は彼の人生観の変化を表している。

若い頃には、日常の景色の中にも、闇や、暗がりを見つけていたのに、
徐々に明るい景色にも目が行くようになり、
最終的には、真っ暗な暗がりの中にさえも光を見いだすようになったのだ。

この変化を追うことで、私は彼の経てきた人生が
いかに彼にとって、大切で実りあるものだったかを知った。

展覧会は7月17日まで開催しているので、
興味のある人は是非行ってみたらどうだろうか?

詳しくは以下をクリック。
高島野十郎展





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Last updated  2006.06.22 22:19:00
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