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テーマ:映画館で観た映画(8356)
カテゴリ:映画
今日の2本目はただいま公開中の作品です。
1月14日初日に渋谷ユーロスペースまで観に行きました。(あ~大変。) 舞台挨拶に立った宮崎あおいちゃんは本当に可愛かった。 移転した新ユーロスペースはこの作品がこけら落としでした。 映画に触れる前にこの作品のキーワード「共感覚」について簡単に紹介してみましょう。 【共感覚】視覚+聴覚、視覚+視覚、etc……。1つの感覚が刺激されるともう1つの感覚が呼び起こされるのを共感覚という。たとえば1という数字を見ると青い色が見える、といったようなことだ。ゴッホなどもこの共感覚の持ち主だったという。 ~ネットの盗聴サイトを運営している新介(江口洋介)のもとへある日18歳の少女麻理(宮崎あおい)が現われる。何も語らない身元もわからない彼女だがネットの裏社会で「死の商人」と呼ばれているピカソから狙われているらしい。彼女に惚れ込んでしまった新介の弟分タカシ(安藤雅信)はピカソから彼女を護ると言い、麻理を連れて無謀な逃避行に走る。ピカソが関わる周りでは謎の自殺・殺人が頻発しているからだ。しかし、逃避行した先でタカシは思いもかけぬ出来事に出会う…~ 主人公新介は数万人に1人という共感覚の持ち主。共感覚は人に説明しても分からないものであり、彼はある種の孤独とあきらめの人生を送っています。 この映画ではこの「孤独」が描かれています。 自分を理解してもらえない…という気持ちが孤独につながるのですから、実は共感覚の人に限ったお話ではないのですね。 そんな新介がもう1人の共感覚者と出会ってしまいます。そのとき、何が起こるのか。それがこの物語です。 この映画はユーロスペースという単館系で上映されますが、決してアート系という感じではなく、むしろ火曜サスペンスのような作品です。 エンディングもそこまで描くのか…というくらいに分かりやすいし。 最近、最後をぼかして視聴者に想像させる作りが多いのに。 面白いです。「共感覚」を知るきっかけになります。 「ギミー・ヘブン」公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 26, 2006 10:46:13 PM
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