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テーマ:真空管アンプを作ろう!(894)
カテゴリ:自作真空管アンプ
6AN5WAヘッドフォン・アンプで、カソフォロ出力の高音質が確認できた。
依頼のアンプも、カソフォロ出力で行くことにする。 円高で個人輸入した真空管があり、その中から選ぶ。 カソフォロ出力なので、相互コンダクタンス(gm)が高く、電圧の利用効率の高い球が望ましい。 具体的には、多極管ならニー特性が優れ、バイアスの浅い球。 三極管なら内部抵抗が低く、やはりバイアスの低い球。 加えて、ヒータ・カソード間耐圧の高さも要求される。 色々考えてみた結果、6Y6Gに決定。 低電圧で動作し、バイアスも深くなくgmも7mSほどあり、出力インピーダンスは140Ωと低い。 それにST管なので、『真空管らしさ』がある。 お嫁に行くので、メンテナンスの点から半導体ドライブとはせず、電圧増幅も真空管で行う。 6AN5WAヘッドフォン・アンプは五極管イッパツで電圧増幅し、そこそこの利得を得られたので、 今回も五極管イッパツ増幅の予定だ。 ラジオ技術の長島先生は、6CW5でカソフォロ出力アンプを発表されたが、 ドライブ電圧確保のため、電源構成が2階建てとなっている。 だが、低電圧でも充分なドライブ電圧を確保できるよう、秘策がある。 秘策は次回の設計編で発表する。 つづく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 29, 2009 08:22:50 PM
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