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カテゴリ:歌舞伎・古典、観劇
![]() 市川猿之助演出 猿之助四十八撰の内 『四谷怪談忠臣蔵』 タイトルからもわかるように、2つの作品が一つになっています。 チラシから紹介すると、 「鶴屋南北の傑作『東海道四谷怪談』は『仮名手本忠臣蔵』の外伝という構想で描かれました。 『四谷怪談』に登場する民谷伊右衛門は、実は浪士として、討入に加わるべき存在だったのです・・・」 『忠臣蔵』の塩谷判官が切腹の後には、お家取り潰し、そしてここから浪人となった伊右衛門とお岩の『四谷怪談』の話へと続いていきます。 市川段治郎が、悪の中にも艶っぽい伊右衛門という人物を印象的に演じ、彼を取り巻く女性たちの悲劇を一層深いものにしています。 斧定九郎(市川春猿)の存在も、意外や意外。 宙乗り、本水の立ち回りもありますが、良い意味で奇抜さは感じさせません。 表と裏、明と暗のように2つの物語が一つの舞台で繰り広げられます。 歌舞伎だからこそ溶け込める世界観がありました。 ※公演の詳細は歌舞伎公式ウェブサイトにて。 (新橋演舞場にて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.08 23:42:46
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