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カテゴリ:中国現場一般
先日、本当に霧が凄かった。
仕事があったので、車で高速道路を通っていたが、路を走らせていると段々「霧」が車の周りを立ち込めてきていた。 進んでいくと、車が渋滞に。 とうとう、全く動かなくなってしまった。 動かない車内の中で、「事故かなぁ?」と思いながら前方を見つめていると、他の車から野次馬の如く高速道路に次々と降りていく輩が現れた。 危ないなあ・・ 約20分後にやっと動き始め、少しづつ進んでいくと、今度はエンジンがかからなくて修理をしている車が多く見られた。 その車を避けながらの前進。 (いかに、皆中古の車に乗っていることだと思う。寒い中エンジンを一度切ると、問題が発生する車がいかに多いことだと思う。) さらに進んでいくと、霧がますます立ち込め、視界は20メートル程度に。 先が全く見えず、大変危険な状態だ。 その先では、とうとう高速道路閉鎖のバリゲードに阻まれ、高速道路管理会社のオヤジからいきなり横道から降りるように指示された。 「高速道路は閉鎖だ~」とオヤジは指示していた。 でも、面白かったのがこの先。 いきなり高速道路を降ろされ、一般道路を出たのは良いが、数十台の車が「ここはどこだ!!」と立ち往生。 まったく先が見えない中、どの運転手も不安の中、皆車を降りオロオロし始めていた。 「ここはどこか知ってるか?」「お前道わかるか?」とお互いが色々と聞き合いをしていたが、結局誰一人判らずじまい。 周りには、草むら意外何も見えない状況で、地元の人には誰にも聞けない。 後続にはおそらく数百台の車が待機しており、皆のあせる姿が逆に滑稽に思えた。 高速道路管理会社のオヤジも、降りた後の道ぐらい教えても良いものだが、その様なサービス心有る訳がないし、降りてもう1キロは進んでしまっている。 その後、その内の一人が「俺、地図を持っている」と言った瞬間、誰かが「じゃ、おまえ先頭やれ!!」と皆が地図を持っている男を指し、直ぐにその男が先頭に決定。 バツの悪い顔をしながらも、「地図を持った男」が先頭に、数百台が一斉に地図男の後をついて行った。 でも、もし地図男が道を見違えたのなら、この状況はどうなるのだろう・・と皆考えつつも、数百台の車は連帯感を持って走っていった。 さて結果は・・ 残念ながら、私はその後車での移動を諦め引き返したので、その結果は見れなかったが、 ある意味、中国人たちの「切羽詰った時の連帯感と一体感」を感じた一日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月10日 12時33分14秒
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