前回の続き
北京動物園にも行き、毎日遊んで疲れたので、北京より天津へは車で帰ってきた。
北京→天津間は、高速道路を使ったら大体2時間強。
電車の待ち時間などを考慮すると、より速く帰れる。

さて、今回は車の中で高速道路上で感じた事を少し記入。

北京→天津間の高速道路に乗っていると、なんだか飽きてくる。
日本であれば、景色も色々変るがこちらでは風景に変化が少ない。
郊外に出ると、だだっ広い畑が広がるだけだから。

でも、退屈な要因は道路に変化が全く無い事、本当に一直線のみ。
延々と続く一直線・・・
車の運転手さんも、眠りそうになっていたので、必死で起こさなくてはならない程だ。

そうこうする内に、少しだけ景色の変化が。
北京の郊外に出ると、道路わきに大きなゴルフ場が見えてくる。
コースに出ている人の姿を見ながら、「寒いのにお疲れ様」、と思う。
北京→天津間ではもう1箇所、計2箇所を通る事になる。

最近、中国では日本のバブル期と同じく、すさまじい勢いでゴルフ場が乱立してきている。
会員権もうなぎ上りで、値段もうなぎ上りらしい。
投機の様相も呈していると思うが、バブル期の日本とよく似ているなあと思う。
10年後は大丈夫かな？（日本の倒産速報を見ると、ゴルフ場多いな）

そのゴルフであるが、夜は零下数度まで下がるので、池には氷が張っていて、
人も乗ることが出来る。
日本人のゴルフ好きの人は、零下10度以下でもコースに出て、「氷上ショット」を楽しむ事になる。
でも、心臓麻痺など命を落とさない程度に遊んで欲しいと思う。

高速道路を進んでいくと、相変わらず変り映えの無い景色。
列車と違って、車だと景色を見ていても感動しないのは不思議な所だ。
さて、一時間以上乗っていると、段々飽きて休憩したくなってきた。
でも、中国の高速道路は日本の如く休憩所、パーキングエリアが殆ど見られない。
結局、休む事ができなかった。

「休憩」に関しては、面白い事に気付いた。
高速を走っていると、日本と違ってやたらと高速ワキに車を止めている輩がいる。
てっきり、中国の車は10年以上の長期間使用・中古車利用者も多いので、修理で止めているのかな？
と思っていたら、そうではなかった。
実は、皆気楽に休憩＋小便をしていたのだった。

ある車ワキには、4人が路肩に並んで立って高架下の10メートル下の地面に飛ばしていた。
よく見ると、あっちでもこっちでも。
オイオイ、日本じゃ捕まっちゃうよ。(￣~￣；)
と、文化の違いを垣間見た場面でした。

P.S.
天津でも疑いをかけられた、鳥インフルエンザの影響は今の所限定的。
天津市民も情報は、しっかり持っているのでSARSの時の様な
パニックにはならないだろう。

参考　大使館情報
http://www.cn.emb-japan.go.jp/jp/ryojibu/eoj040128.htm