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カテゴリ:独り言
前回、こちらで起業願望者が多いのは書いたが、転職願望者もやはり日本より多いように感じる。
総務省 統計局の資料を見ると、2002年度調査で日本での転職希望者率の上昇が12%以上と年1%ペースで伸びている。 こちらはその比率より相当高いと思うが、こちらも20代30代そして50代辺りに多いように感じる。 また、一方で30代後半より40代に掛けては、子供の教育、家族を養ったり、 日本の家のローンのしがらみからか? 急激に転職と言う人が減るが、海外経験の長い人や転勤の多い人も多いので、 そういう人は日本に家を持っていない率が高く、考え方の柔軟性のある人も多い。しがらみがない。 50代になると、定年後を考えてか?または中国で食えるという目算か? その比率がまた急激に増える様に感じる。 50代の方の意識の変化が面白い。赴任当時に比べ、その個人の変化を大きく感じる。 総務省統計を眺めていると、収入、その会社の事業不安、会社に於ける肉体的・精神的な疲れ、知識や技能を活かしたい願望などその要因も様々であるが、 この中国では、「日本に帰りたくない」願望で転職する人の項目も入ると思う。 こちらにいればマネージャークラスでも、日本に帰ると権限が全く無くなることに対するギャップ。 (やりがい・精神疲労) 駐在員の場合、物価差異と海外手当て差異の可処分所得が低くなる可能性が高い会社が多い事でのギャップ。(収入) 生活面でも、福利厚生のぶ厚さなど、良い条件の労働環境である場合も多いと思う。(マイナス面も多いが) しかし、いざ転職しようと思っても、なかなか日本の組織の中では現地での転職は難しいようだ。 こちらの採用は、基本的には短期中心の現地採用が目的であり、 結局、日本に帰ってからの本社採用での転職活動を行うしかなく駐在員の本帰国以降転職活動をし、 中国に舞い戻るというパターンが多いようだ。 給与も現地採用だと、権限含め補助的採用水準が多い。 その点、現地に人事権の厚い欧米とは大きな違いを感じる。 また、日本人は契約制度でもなく、責任感が強い人も多いので「日本に帰るまでは頑張る」人が多いのだろう。 結果、日本では中国圏市場に対する需要が実際はあるのに、人事システム上中国で供給過多に なっている現状、もったいないなあと思う。 中国に質の高い、転職希望マネージャークラスの日本人は相当いらっしゃると思う。 結果、中国内で転勤でキャリアを積む分タイミングを失う。また、ミスマッチも多いと思う。 さて、私はどうかと言うと、転職願望が無いといえば正直嘘になる。頭の片隅でよくウロウロしている。 まあ、私だけで無く、統計以上に第二次ベビーブーマー世代の多くが願望は持っていると思う。 今は、中国の職場自体には不満はないし、生活も何とかできているので、問題も無い。 逆に、日本で営業現場、工場現場、工場原価管理、営業管理、経理・法務・物流と、 色々と現場を見せて頂いた会社に対してありがたくもさえ思うし、借りを返す意識でどんどん 貢献したいと行動するし、して行きたい。 更に、こちらに来て工場運営や色々な場面での運営経験を実際に行わせて頂いている事に感謝している。 (本当に大変だけど) 日本では絶対に出来ない経験だから。 その中で、結果や仕事に対する意識が大幅に変わった。ついでに、就業意識も。 そう、就業意識の変化も踏まえ、私の今の願望は、「一緒に働いてみたい」「あの人について行きたい」 、と言う人との出会い。 もし、その様な出会いがあればきっと考えてしまうだろうなと思っている。 本当に、人が大切だと思うから。(もちろん基本は生活だが) 仕事って面白い。色々な仕事を行えば、出来事や出会いの中で、自分の道を進むことが出来る。 仕事を行わなければそれも少ない。 まあ、基本的な生活では、今の責任をしっかり真っ当することに注力してまだまだ自身を伸ばして行きたい。 人間力を。 また、一方で面白い出会いに会えるよう工夫して色々と試して行きたい。 最後は、前向き思考で。 この大雑把でいい加減な性格が、幸を奏していくかは? 四柱推命、姓名判断、手相占いetc.あまり今まで良い運勢が出たこと無いからなあ~ブツブツ・・ というより、皆結果がバラバラで何が正しいかは判らない。(笑) 結局の所、自分に満足できる人生が過ごせたら良いなあ~ だから考えてしまうのだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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