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カテゴリ:オフィスから
先日、「過食症」傾向だという女性からダイエットに関する質問を受けることがあった。
しかしながら、「摂食障害」は基本的に医療機関での対処・治療が必要であり、適切な治療を施さないと生命に関わる合併症を引き起こす可能性があるため、その旨をお話した上でアドバイスすることは丁重にお断りさせて頂いた。 ところで、「摂食障害」とは「神経性食欲不振症(拒食症)」と「神経性大食症(過食症)」の総称である。 拒食症と過食症は全く正反対の摂食行動異常であるように見受けられるが、この2つ病態は基本的に同じであるといわれている。 それを証拠に、ある時期には拒食の状態であった人が、その後、過食の状態へと移行する場合が多くみられる。 ちなみに、NIH(米国立衛生研究所)によると摂食障害患者の90%以上は12~25歳の女性であるといわれているが、近年では中高年男女の摂食障害が増加傾向にあるという。 いずれにしても、摂食障害の原因は心理面にあるといわれていることから、単なるダイエット指導では対処出来ない場合が多いのである。 そして、摂食障害は患者自身が隠そうとしたり認識がなかったりと、その診断が難しいといわれているのだが・・・ このような背景の中、この程、毛髪に含まれる炭素と窒素から摂食障害を診断する新しい検査法が開発された。 毛髪の成長は、新しいタンパクが毛髪の基部に追加されることで毛包から毛髪が押し出される格好で進行するといわれており、このタンパクは食習慣による影響を受けやすいといわれていることから、毛髪そのものが日々の栄養摂取状態を記録しているとされているが、今回開発された検査法は、この毛髪の特性を利用し毛髪に含まれる「炭素」及び「窒素」の組成を解析することで摂食障害を診断するものだという。 しかしながら、この検査法は現段階では臨床で利用(単独利用)するレベルには達していないとの指摘もあり今後更なる検討が必要であるといわれているが、補助的に診断に用いることは可能であるという。 いずれにしても、摂食障害は「心の病」であるといっても過言ではないため、適切な対処・治療を受けて頂きたい・・・ >>>>>本日のステイタス カラダ:■■■□□(60%) アタマ:■■■□□(60%) ココロ:■■■□□(60%) >>>>>本日の一言 明日は雨。お洗濯は今日中に・・・ スポーツブログに参加中!・・・よろしければ→ ●好評!?連載中「コーチングダイアリー」をまとめ読み! 【コーチングダイアリー@メールマガジン】 ●きっとあなたに最適なダイエット方法が見つかる!? 【リアル☆ダイエット@メルマガ】 >>>>>LINE UP □■パーソナルトレーニング □■ストレングス&コンディショニング □■総合スポーツ情報サイト「athlete-web.com」 □■パーソナルトレーナーNOGUCHI'S Eye □■生活体力向上塾 □■リアル☆ダイエット □■エリア・トライアスロン □■エンデュランススポーツクラブClub-e □■スポーツリーダーズネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.28 08:36:52
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