ＣＯＣＯの子育て奮闘記 in ＪＡＰＡＮ

と、不思議な気持ちになるような風景に出合います。

女たちは、

日も暮れそうな時間に

洗濯物を干しています。

朝まで干しっぱなしなのだと思います。

雨が降って少々濡れても

また次の太陽で乾く。

女たちは、バケツを重そうに運んでいます。

家からはるか離れた干場の下で

洗濯物をバケツからつまみあげ

その場でしぼって干していました。

絞ってから運んだ方が

軽いだろうに…。

パンパンをしないでそのまま物干し紐に掛けていました。

そういえば、家のメイドちゃんも

パンパンしてなかったな。

また、ある村では、

子供達が頭にお水のタンクを乗せて

運んでいました。

水道がないのでしょうね。

割合に、良く見られる風景でした。

でも、なぜかお水を運ぶのは

女の子の仕事のようでした。

重いだろうに…。


国道沿いに

ボーッと座っている子供たちや

石炭を売っている子供たちもいました。

このあたりは、石炭の産地なのです。

石炭の生産と同時に

このあたりは、日本の製紙会社も入って

パルプにするための

ユーカリが植林されています。

 碁盤の目に植林されたユーカリの木は

その中を散歩したいくらい綺麗な風景でした。

小さな兄弟を

背中にくくりつけて遊んでいる

10歳くらいの子供達もいました。

手を振ると

大きな笑顔で手を振り返してくれました。

南アフリカの学生は、制服が決まっています。

アフリカらしい、黒い肌に似合う

オレンジの制服や

黄緑の制服が

とてもきれいでした。

ここから、ダーバンへ続く

国道N2は、

今の時期、何か所もで工事をしており

片道通行が各所であるため

普段5時間位で行けるはずの海岸まで

10時間もかかってしまいました。

おかげで、

穴があくほどじっくりと

地元の人々の生活を

のぞき見ることができました。

腐っても、ベンツ！！