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ここむ123

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2007/07/02
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カテゴリ:中国だなあ


常さんちの犬.JPG


のっけからプリティー極まりない小動物。


こんなこと言っちゃうと僕らしくないんですが、

かわいいですよねぇ。









さて、先週もお馴染み「恵州」に出張してきました。

いやあ、さすが華南ですね、めちゃ暑い。


年間の最高気温で比べると上海のが上なんですけど、

でも恵州の夏はとにかく長いんです。


僕ら日本人の感覚からすると、GWが終わればもう夏ですよ。

これが11月ぐらいまで続くんだからたまりません。



しかも、先週までの20日間ほど、恵州はずーーーーーっと雨。

ということで、蚊が異常発生してましてね。

会議室の白い壁なんかもうキモチワルイぐらいですよ。


蚊もね、雨宿りのために建物に入ってくるんですって。

たまらんね。




しかも、日本のちっこくて弱っちい蚊と違って、こっちのはでかい。

そして刺されるとカユイんです。


華南へお仕事などで行かれる方にアドバイスですけど、

夏は虫除けスプレー、冬は電気毛布、ぜひ持参してください。





さて、そんな恵州ですけど、最近僕が担当している仕事の関係で、

毎週のように来ています。


ここに通い始めて2年半ほど経ちましたが、その間にこちらの

会社の人たちともずいぶん親しくなりましてね。



先日も書きましたけど、仕事が終わってみんなでボウリングとか、

そんな間柄になっています。


僕は酒が弱いもんですから、普通の意味での接待はキツイんですよね。



そんなわけで、先日のボウリング&卓球はすこぶる楽しかった。


仕事ですげえ疲れてるんですけど、中国人のスタッフと一緒に、

こうやって遊ぶのもすごく楽しいですね。



そんな付き合いになってるんですが、ついに先日。

営業の常さんの自宅に招いてもらいました。




中国に住んで2年半。


初の
中国人一般家庭訪問です。




本来なら手土産のひとつでも持参するんですけど、

なんせ当日いきなり決まったもんで、まさに手ぶら。


これはさすがに申し訳なかったんですけど、社長さんと通訳さん、

そして常さんと、彼の婚約者が集まって、みんなで食事しました。





冒頭に出てきたキュートな小動物は、"ももちゃん"です。

常さんも婚約者さんも、学生時代には日本語を学んでおり、

近い将来日本への留学を希望しているほどの親日家。


なので、家の本棚なんかも面白いことになってました。








常さんちの本棚.JPG


日本語の雑誌ばっかり。


これがね、全部3年前のものなんですよ。

すごく大事にしてるんですね。


彼らからすれば、日本語のテキストみたいなものです。


ここ10年ほど日本では、アメリカ流の使い捨て文化の蔓延からか、

モノを大事にしない風潮がありますよね。



でもね、「もったいない」っていう感覚は日本人にしかないんですよ。

「もったいない」っていう言葉が存在するのは日本だけなんですって。


環境保護なんかの観点からも「もったいない」って大事な感覚ですよね。



本棚に並ぶ、2004年の月間マガジンから、そんなことを思いました。





さて、当日は3人の女性達がお料理を担当してくれましてね。

一般家庭の食事って、どんなものが出るんだろう?

と興味津々のここむ。



待つこと1時間ほど、テーブルに料理が並びました。
















常さんちのパーティ料理.JPG


ほんとに申し訳ないんですけど、僕ら男性3名は、この間ずーっと

テレビ見ながらビール飲んでた。


中国で成功している社長さんと、仕事のことについて色々お話できて、

僕としてはすごく勉強にもなったんですけどね。






さて、お料理ですが、共働きが基本の中国では、子供のいない夫婦は

どちらか先に帰ってきたほうが料理をするのが一般的なようです。


僕なんか、炊飯器の使い方すら知りませんからね。


中国では一人っ子政策の影響から、結婚年齢といわれる人たちの

男女比がものすごい狂ってるんです。


ちょっと問題のある発言になるかもしれませんけど、

女子を妊娠した場合、ちょっと前までは産まない傾向があったんですって。

現在は、間近に迫った超高齢化社会への対応という意味でも、

2人以上の子供を持つことが比較的ラクになってるんですけどね。




しかし、大都市である上海や北京では当時の政府の統制も厳しかったため、

男女比が3:1とも言われています。



単純に考えると、3人に1人しか結婚できないことになる。




だから、中国人男性は家事ができて、家(マンションの部屋)を持っていて、

なおかつ車を持っていないと結婚するのが難しいんだって。


なんせ3:1ですからね。


さながら、女子争奪戦とでも申しましょうか。





今でも上海では、男子が生まれると両親はその瞬間から

マンションを購入するための貯金を始めるんだそうです。


そして、子供が10歳になるかどうかのタイミングで部屋を購入。

もちろん長期のローンを組んで、です。


息子に部屋を用意するのは、もう公然と親の役目なんですね。




いま上海では空前の不動産バブルの真っ最中。

3年前に買った部屋が、今では2倍の価格ということも珍しくない。


便利なエリアの新築マンションなんか、東京と同じような価格です。



先日僕の住む家の近くに、豪華な高層マンションが建ったんですが、

最上階の部屋のお値段は2億円だそうで。


しかも、発売して数日で完売ですからね。

まさにバブルです。





いかん、どうも話がそれてしまう。


ええと、常さんちにお呼ばれした話でしたね。



結局おなかいっぱいの料理をいただいて、社長さんとも実のある話ができて、

大満足の一夜になりました。



常さん、わずか25歳でマンションを現金一括払いで購入してますからね。


まあ、恵州がまだまだイナカであることも考えても、相当すごいことです。

これからは仕事をしながら日本留学のチャンスをうかがうとか。


こういう青年に、ぜひ来てもらいたいですね。



なにかと問題の多い日本と中国の間柄ですけど、

こうやって草の根的な交流を進めていけば、そう遠くない将来に

お互いの文化を尊重するいい関係ができるんじゃないかなと思います。



僕もね、ぶっちゃけて言えば、日々中国人の週間に馴染めないことも多いですよ。

実際それが、ものすごいストレスにもなります。


でもそれってお互い様なんでしょうね。

彼らにしても、いまいち意思のはっきりしない日本人は気持ち悪い存在だろうし、

そういうお互いの文化的な差を、ちょっとずつ理解しなくちゃなあと思います。


難しいけど、それが僕らより下の世代の役割なんじゃないかなあ。


良くも悪くも、僕らは戦争を知らない世代です。

それをポジティブに捉えて、固定観念抜きで付き合えればなあと思います。




ああ結局とりとめのない記事になってしまった。。。

ごめん。




ここむ





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Last updated  2007/07/02 11:14:55 PM
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