必ず理由があるんです
うっかり放置しちまいましたが、皆さんお元気ですかね。こちとらお盆もへったくれもありませんからアレですけど、どうせ旅行に行ったりしてるんでしょうねー。千葉のほうにいるでかいネズミ見物に行く人も多いでしょうし、彼女とふたりで温泉とか海とか行ったりイッたりするんでしょう。ペッ。さて、僕はというと、ここ3日ほど中国の南のほうに行ってたんです。世界経済がひーこら言ってる昨今。我が社においてもその経費節減は厳しさを増すばかりで・・・と、こむずかしいことを書くほどのことでもないんですけどね。要は、なるべくカネ使わんで仕事せえやコラと。そういうわけで、今回のフライトに選ばれたのは春秋航空。数ある中国の航空会社の中で、ここ数年注目を集める会社です。なぜこの会社が注目を集めるのか?そのひとつの理由が、激安運賃なのです。つうか、俺それしか知らないし。通常、上海から南のほう、たとえば深センとか広州とか珠海という場所に行く際には1200元~1500元の料金がかかります。でも、春秋航空が打ち出した新料金は299元。これ往復の値段ですよ?日本円で約4500円で、1500kmの距離を往復。曜日や時期によって多少変わりますが、他社の1/3以下というありえない価格設定で話題を作っています。で、今回の僕ですけど、まあ所詮交通機関ですからね。べつに無事に到着してくれりゃそれでいいわけで、今回その安さの秘密を探る意味も込めて乗ってきました。結論。もう二度と乗らねえいつも無駄に引っ張るのが得意なCocomwork'sにしては、意外にもあっさりな結論で意外かも知れませんけどね。とにかく、安さの秘密は分かりましたよ。飛行機はまあ普通。ボーイングなんちゃらでしょう、きっと。搭乗してから数分後、ちゃんと離陸。お、飛ぶじゃん、みたいな。しかし、悲劇はここから始まったのです。離陸してから着陸するまで、サービスの類は一切無し。CAも2名のみ。これはいいよ、別にいい。おれずっとパソコンで映画とか見てるし、CAは邪魔するから要らない。優雅におパソコンを開いてエヴァンゲリオンを見始めたんですが、なんか機内アナウンスが一向に止まないんですよ。うっせーなー、なんだよ、乱気流とかそういうやつか?と思って前を覗き込んでびっくり。なんか、機内販売やってやがる。露天の叩き売りみたいに、ワゴンに商品載せてCAが次々に紹介。そのアナウンスが機内のスピーカーから聞こえてるんです。これが安さの秘密か…il||li _| ̄|○ il||liで、それが続くこと1時間半。やっと止まったと思ったら、こんどはワゴンを押して売り始めます。さっきまで紹介した商品を売ってるんです。あのね、もういいかげんうるさいんで、こっちは頭きてるんですよ。このタイミングなら、すげえ欲しい商品が安くても買わないね。つうか誰が買うんだよ、ぬいぐるみとかMP3プレイヤーとか。。。って、買ってるし。中国の皆さん、めっちゃ買ってるし。文化とか、国民性の違いっていうんですかね。。。俺にはまったく理解できませんわ。と、いうわけで、目的地である珠海空港に着いたときにはもうグッタリ。中国語って、四声があるもんで、余計にうるさく聞こえるんですよね。ひさしぶりに中国語酔いしました。。。珠海とかに行かれる皆さん。いくら安くても、春秋航空はマジうざいです。あのワゴンセールスはハンパねえ。ご注意を・・・ここむ