奇襲
さきの総選挙では与党第一党である自民党が歴史的な勝利をおさめ、 小泉首相の体制は揺ぎ無いものとなった。 過去数年間、政党の理念などおかまいなしの連立政権が乱立し、 新党は生まれては消え、まさに政治的混乱を極めていた日本。 共産党以外は全て与党サイドと言っても過言ではない。 郵政民営化法案の可決、また今後は自衛隊による海外支援活動を 迅速におこなうための法整備も進むだろう。 個人的には、この流れは好意的に受け止めているが、しかし過去の 侵略の歴史をかえりみると、近隣諸国からの反発は避けられず、また 反日デモなどの暴動にも繋がりかねないと危惧してもいる。 日本国内を見れば、政治家による汚職は連日メディアをにぎわせ、 また異常犯罪も年々増加の一途を辿っている。 政治は誰のために成すべきか。 政府は、国民の代表者たらねばならないと心から思う次第である。 日本の政治家諸氏には、改めて「政治とは」という根本的な問題を 自らに問い、襟を正してもらいたいものである。 そもそも、日本の政治制度は諸外国に学び発展してきたものであろう。 アメリカをはじめとする先進国に議会政治を学び、民主主義を学んだ。 今日我々の生活の根幹となっている憲法も、第二次大戦後にアメリカの 指導の下、検討され、立法化されたものである。 アメリカの政治を語るとき、この有名すぎる演説が脳裏に浮かぶ。 1863年、メリーランド州ゲティスバーグ。 第16代合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉である。 「人民の、人民による、人民のための政治」 彼が大統領となった1860年、アメリカには奴隷制度があった。 しかし彼は、これに真っ向から反対。 この行為が、当時のアメリカを真っ二つに分断する結果となり、 ひいては南北戦争の勃発を導いたのは皮肉といわざるを得ない。 しかしその後彼はこの戦争を終結させ、奴隷解放宣言をしたのである。 彼の主張は一貫していた。 人類は皆、法の下に平等である。 奴隷制度などあってはならない。 彼は、自らの政治生命を人民のための政治に賭したのである。 読者の皆さんにも、もう一度思い出していただきたい。 あの有名すぎる言葉の原文である。(抜粋) Government of the people, by the people, for the people Abraham Lincoln 1863 時は流れ2005年、私は再びこの言葉を耳にすることになる。 いや、正確には、「それっぽい言葉」を耳にした。 Government of the people, by the people, on the table Abraham Pukalincoln 2005 目が本気だった。ヤツの目は本気だった。僕は・・・やつの間違いを訂正する勇気がなかった…il||li _| ̄|○ il||li余談ではあるが、有名なリンカーンの肖像をご存知だろうか。 共和党の大統領選挙前、このあごひげは無かった。 選挙戦が混迷を極める中、これでは大統領選に勝てないと悩む彼は、「そうだ、ひげがあれば貫禄が出る!」 と、自らあごひげをたくわえ、歴史に残る大統領になったのである。 くだらね。このブログ、たまにゃ勉強になるかも?はい、ここむです。 おはようございます。 んー、なんか今日は文章が硬いな。。。。 では本文に入ります。 えっ!まだ前置きかよ! というあなた。 ここむの日記は、前置きだけでスクロールしまくり。 キホンです。 さて、前にちょっと書いたことあると思うけど、僕の会社は 上海のはずれ、クソ田舎にあります。 牧歌的な風景が広がり、目の前には巨大な原子力発電所。 これ以上ないロケーションといえましょう。 ここはそもそも、工業地帯なんですね。 従って、あたり一面工場だらけ。 店なんかありませんよ。 どこもかしこも工場だらけ。 それがまたバカみたいに広い! Made in Chinaの発信地であります。 昨日もそんな雰囲気の中、仕事をしていたんですね。 すると、窓の外からなにやら声がします。 一応防音になっている窓なんで、「聞こえてくる」というだけで、それがかなりの音量であることが分かります。 昨日の上海の天気は雨のち曇り。 このとき、外はけっこうな雨でした。 風も強かったんで、シャー!とかいいながら窓に雨がぶち当たってた。つまり、雨なのに、工場地帯なのに、でかい声が聞こえる。 ここむの好奇心はビンビンです。 まず耳を澄ませてみましょう。 「ザオ・シャン・ハオ! ザオ・シャン・ハオ!!」 ( ̄□ ̄;)!! 「おはよう」って言ってる!!! でけえ声で「おはよう!おはよう!」って言ってる!!! 時刻は午後2時。 まかり間違っても「おはよう」な時間帯ではありません。、 いや、よしんば「おはよう」の時間帯だったとしてもだよ、 なんでばかでかい声張り上げて挨拶する?! おかしすぎる。 不思議すぎる。。。。 クッ・・・・ なあ・・・ おれ・・・もう我慢できないよ・・・ いいだろ? ちょっとだけ。見るだけだよ。いいだろ?? 数秒後には、仕事ほったらかして窓際にダッシュ! こんなもんが見えました。 若い男女が向かい合わせに並んでるんですね。 それが2列あるんで、全部で4列。 フォークダンスでも始まるのかと思いきや、ここは工場地帯。 さあ、ここでおかしな点を書き出してみましょう。 ・工場の敷地内である ・雨降ってる ・午後なのにおはよう ・こえでかすぎ やはり明らかにおかしい。 見ていると、彼らはその場で足踏みを始めました。 こっ・・・これは。。。。 軍隊教育式新人研修!!! 恐らく僕の推測は間違っていないでしょう。 雨のふる、冬の空の下。 うら若き男女が、向き合ってその場で行進。 うつむく二人。 もう、二人の間に、言葉はいらない。 ただ、 「ザオシャンハオ!! ザオシャンハオ!!」 プライスレス。中央にひとり、おっさんが写っていますが、こいつが教官でしょう。 腕の振り、角度、声の大きさなど、事細かに指示しています。 あなどれません、Made in China。 以上、ここむでした。 【ブログランキングに参加してます☆ Thanks! 3.15 19位】ここむに一票