有閑ヲヤGDaily GIANTS =2007年5月14日(月曜日)赤口= |
■本記事は日々読売ジャイアンツ関連情報を拾い読みして、私的感想、批評、罵声、反省を書いて行きます(編集人:G一筋ウン十年 末裔まで巨人な古馬道)
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林が姜が痛打浴びる巨人リリーフ崩れ連敗 =5/14 ニッカンスポーツ=
燃同点の8回表、巨人の2番手として登板した林には“この1球”への集中力が欠けていた。先頭を四球で歩かせた後、打席には3番福留を迎えた。フルカウントから外角低めを狙ったはずのスライダーが、バットに吸い寄せられるように真ん中高めに甘く入った。右中間を破る決勝タイムリー二塁打。林は「四球を出したくないのもあったし、走者も気になった。しっかり投げなかったことが原因。申し訳ないです」とうなだれた。先発高橋尚が福留に細心の注意を払い、完ぺきに抑えたのとは、対照的だった。
2点ビハインドの9回を任された3番手の姜も、谷繁にダメ押しのソロ本塁打を浴びた。7回裏、代打矢野が起死回生の同点タイムリーを放ち流れは巨人に傾きかけていただけに、伊原ヘッドコーチは「集中はしているんだろうけど、中日を上回るものを持ってやらないと勝機は見えてこない」とリリーフ陣の乱調を悔やんだ。...[記事全文] |
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李に当たりなし、由伸は今季初失策…巨人誤算続きで5月初連敗 =5/14 サンスポ=
七回に矢野の2点適時三塁打で追いついた直後の八回。中継ぎエースの林が乱れた。先頭の荒木を四球で歩かせ、続く福留に適時二塁打を浴び、あっさり勝ち越しを許す。追い上げムードをぶち壊し、林は今季“初”黒星。5月“初”の連敗で、5月“初”のカード負け越しとなった。
「八回、九回の終盤の野球で相手が勝ったということ。ヒサノリは先発投手としてしっかりやってくれているんだが」
初ものづくしの誤算続きに原監督も渋い顔。4月5戦全勝だった先発・高橋尚は7回3失点と粘投したが、5月は2試合とも勝ち星から見放された。四回二死一塁で、打ち取った飛球を名手・高橋由がポロリと落球。今季“初”失策はあまりに痛いタイムリーエラーとなった。「弘法も筆の誤りだよ」と伊原ヘッドコーチは責めなかったが、巨人のリズムが狂い始めている。
15日からは10試合連続で敵地へ。しかも横浜との首位攻防戦、ライバル中日との再戦を経て、昨年辛酸をなめた交流戦に突入と気が抜けない。原監督は「次からはスンちゃんがチームを引っ張ってくれるでしょう」と主砲の復調にチームの浮沈を託した。...[記事全文] |
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代打矢野、意地の同点三塁打 =5/14 スポーツ報知=
燃えた。2点を追う7回。二岡、阿部の連続安打と木村拓の犠打で1死二、三塁。代打で登場すると、ドームは大歓声に包まれた。「みんながつないで作ったチャンスだったのでなんとかしたかった」痛いほど感じる期待に、バットで応えた。
緊張だけはしないように心掛けている。帽子のつばには「Smile Relax」の文字。「打席で硬くならないためです」大事な場面だからこそ、いつもの打撃を心掛けた。
原監督は「このところ勝負強い。あそこで打つのは難しいけど、いいバッティングをしましたね」と拍手を送った。「自分なりに結果が出てきている。最初から出られるといいんですけど」と矢野。スタメンの心構えはいつでも出来ている。...[記事全文] |
※掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します 「原監督がいう強い選手とは」
4月第一週に今季初の竜虎6連戦を戦い、その結果3勝3敗。内訳は阪神2勝1敗、中日に1勝2敗と、奇しくも先週同じカードでぶつかった勝敗と同じ結果となりました。
巨人は、今季「走塁面」「繋がる打線」を全面に押し出して挑んでいるのですが、その結果、ここまで阪神には6勝3敗、中日には4勝5敗と阪神には3つ勝ち星が先行しています。しかし素直に喜べることでもないのです。阪神の場合、スターターがまだ確立されておらず、安藤、福原両投手がベストな状態でローテーで回っていたら、この3つの差は無いに等しいかもしれません。
中日も、丁度チーム状態が低調時期に当ったために五分に近い戦績を収めているだけで、然程戦力的に落ちていません。昨日の結果も、4月最初に当った時と同じく、T・ウッズ選手に過剰反応すれば、前後の福留、森野選手に手痛い一打を喰らう、気が緩めばT・ウッズ選手一人に打たれてしまいます。この点は、今週末の三連戦の課題になるでしょうし、同じ過ちを起こすことは出来ません。何しろT・ウッズ選手とホームベース上で勝負するのは無理ですから、いかに内角高め、外角低めと対角線上を旨く使えるか、に掛かってきます。
さて、現状の巨人の状態を考えると、特に打撃陣は非常に厳しい状態になりつつあります。この1ヶ月、原監督は、打線の繋がりを褒め称えて来ましたが、常に心配していたのは四番の李承ヨプ選手の状態。これまでは、他の選手が3割以上を打っていますから、打てなくても四番の責任は追及されませんでした。これからは、そうは行かず四番へ厳しい意見も出てくるでしょう。
22打数連続ノーヒットという現状を首脳陣はどう捕えているか分かりませんが、前回申し上げた通り、バントをするようならば一掃のこと離脱させて体調を整えた方が良いと思います。と、いうかアレほど昨年打った選手が、この成績ですから、相当左膝か左肩が悪いと思いますね・・・。特に開幕戦で再発した古傷の左肩痛に悩まされ続けているようで、衝撃を軽減するバッティンググラブに替えたり、カイロプラクティックの医師に通ってもダメ。結局フルスイングができないので、結果を残せるわけはないのです。昨日の6回裏にも”いったか!”という打球が失速したのも、芯を外されたこともありますが、李承ヨプ選手ほどならパワーで押し込む事ができます。それが利き腕に力が入らないので、失速したのだと思います。
勿論四番が居なくなり、エースが抑えに回っている現状は痛手になりますが、この時をチャンスに変えることが出来る選手の登場を昨年から望んでいるのであって、真の「強い選手」が生まれるはずなのです。「強い選手」とは、レギュラー選手がケガに強い、というだけではないはずですし、チーム状態が悪い時にレギュラーを勝ち取る選手も「強い選手」なはず。それを期待しつつ、もし李承ヨプ選手をハズすようになった場合を考えて見ましょう。
<<李承ヨプ選手離脱オーダー>>
1 高橋由 9
2 谷 7
3 小笠原 3
4 二岡 6
5 阿部 2
6 矢野 8
7 木村拓 4
8 古城 5
となるか?ただし、二岡選手の途中交代を考えるならば慎之助4番もありですけどね。まぁ勝手な予想ですけど、まだまだ巨人は発展途上のチームです。投手陣が配置換えしているように、打撃陣も、何でもやってみたら良いと思います。但し一人右打者を準備させた方がよいですよ!。
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【私的後記】今年は、連敗がすくなくここまで来ましたが、いよいよ来週から「魔の交流戦」。日程的には楽になったので少しは余裕はありますが果たして? |