有閑ヲヤGDaily GIANTS =2007年5月17日(木曜日)仏滅= |
■本記事は日々読売ジャイアンツ関連情報を拾い読みして、私的感想、批評、罵声、反省を書いて行きます(編集人:G一筋ウン十年 末裔まで巨人な古馬道)
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阿部が右腕打撲、負傷退場 =5/17 スポーツ報知=
巨人・阿部慎之助捕手(28)が16日の対横浜8回戦(横浜スタジアム)の7回裏の守備で、石井の左手甲に当たった死球がそのまま右腕に当たり負傷退場。横浜市内の病院でX線検査を受け、右前腕外側部の打撲と診断された。骨に異常はなく、17日以降の出場は当日の様子を見て決める。交代直後に患部を添え木で固定して救急車で運ばれた。
17日以降の不測の事態に備えて2軍の実松一成捕手(26)が球場に呼ばれるなど騒然としたが、大事にはいたらず首脳陣も胸をなで下ろしていた。阿部も「抹消? ありません。ちょっとしびれちゃって。ホッとしました」と話していた。...[記事全文] |
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G新人左腕で史上初!“ゴールデンルーキー”金刃が開幕4連勝 =5/17 サンスポ=
渾身の123球だった。希望枠ルーキーの金刃(立命大)がついに巨人の歴史を塗り替えた。7回6安打1失点。巨人の新人左腕としては56年の義原、00年の高橋尚の3連勝を超える史上初の開幕4連勝を飾った。
「信じられないです。寺原さんがテンポよくいっていたので、絶対に投げ負けたらいけないと思っていました」
一回から150キロ台中盤の剛球を連発する寺原に負けじと、プロ最速となる146キロをマーク。四回、村田に一発を浴びたが、右打者の懐に食い込む「クロスファイアー」と、低めに集めた変化球で横浜打線を手玉にとった。
新人らしからぬハートも持っている。すでに各球団に配球やクセを研究されているが、9日は試合中にベンチで指摘された投球フォームのクセを阪神ファンが埋め尽くす敵地で修正した。
そんな“天才肌”のルーキーは、不思議と勝ち運にも恵まれている。初登板となった4月4日の中日戦こそリリーフ陣が打たれてチームも敗れたが、その後は金刃が投げた試合でチームは6連勝中。“ゴールデンルーキーが投げれば負けない”。首位快走を引っ張っている。「攻撃的ないいピッチングをしてくれた。きょうは最初から投手戦になるとは思っていたが、金刃がよく我慢して1点で抑えてくれた」原監督も賛辞の言葉を送った。目指すは66年に堀内が記録した開幕13連勝。遠い数字だが、不可能には思えない。そんな期待を抱かせる力投だった。...[記事全文] |
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李7戦ぶり9号、流れ変える3ラン =5/17 ニッカン=
左肩痛でスランプに陥っても、くじけずいられた。今季から加入した金育成コーチに毎日電話し、技術面はもちろん、悩みを打ち明けることで気が晴れた。韓国・三星時代は李が3番で金コーチが4番。国際大会で何度も中軸を組んだ最大の理解者だ。「自分にとって大きな存在。特に気持ちの面で、昨年とはまったく違います」と明かす。この日のアーチは体が開かない本来の形。心配する金コーチが、ジャイアンツ球場で毎朝まねしていた、李本来のフォームだった。
昨年手術した左ひざのケアも忘れない。今年からアップ用の靴を、裏がゴム製のサッカーシューズに替えた。ナイキ社製、ロナウジーニョと同型で日本では手に入りにくい。軸足の踏ん張りを支える隠し味だ。
前を打つ谷、小笠原に注目が集まる中、目を覚ましたG打線の真打ち。「2試合結果が出て、少しは上向いていると思う。野球は結果がすべて。寺原と次ぎに当たったときも、甘い球を逃さず、打つ」。帰りのコメントには、4年総額30億円の大型契約を結び、巨人を選んだ責任感とプライドがにじんだ。...[記事全文] |
※掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します 「慎之助”打撲”でホッ・・・G得意の二死からの猛攻」
慎之助、大事に至らす良かったですね。この写真を見るだけでも”ゾッ”としますし、昨年のことが過ぎりました。スポーツニュースを見ると、どうも石井琢選手の”バット”に当ってぶつかったように見えます。事実石井選手は、そ知らぬ顔で一塁ベースにいました。あんな勢いでボールが直滑降のように落ちたのですから、仮にかすったとしても、石井選手の方が大怪我に成っていたはずでしょうね。
今年の巨人は「繋がる打線」「二死からでも得点」を得意にしています。
6回表、二死三塁に古城選手。谷選手がセンター前にタイムリーで1-1。続くガッツがレフト前。二死一、二塁。李承ヨプ選手がライトスタンドへ9号3ランで4-1。二岡選手もライトへ6号ソロで5-1。
7回表、二死後金刃投手が四球で一塁。由伸選手がライト前で二死一、三塁。そして谷選手のレフトに5号3ランで8-1。
今の野球は「投手分業制」の影響で、先発投手は初回から飛ばします。そして「勝ち投手の権利」を得る5回を境にして、点数を獲られる傾向が高いように思います。勝ちを意識した先発投手が崩れる理由の大体は”逃げ”のピッチングへの移行。昨日でも、前半の寺原投手はG打線に対して150キロのボールで胸元をどんどん攻めて1安打しか与えていません。特に4回表無死一、三塁の場面で、ガッツ、李承ヨプ選手と凡打に獲られた時、最高のチャンスを潰した巨人ベンチには暗雲が立ち込めたはず。それが一転して、6、7回の”二死から”の長短打でアッという間に試合を決めました。
スコアは1-0と僅差。その1点を守る為に、明らかに寺原-相川のバッテリーの組み立てが6回を境に内角から外角中心の配球に変わってしまいました。そこをG打線が見逃さなかった”だけ”です。事実、谷選手には初球外角高め、李承ヨプ選手にも外角フォークのスッポ抜け、二岡選手にも外角と痛打されているのは、みんな”逃げる”ボール。その間内角の見せ球は影を潜めました。更に横浜ベンチも、二死からの得点だとあと一人打ち取れば、とどうしても投手交代のタイミングを逃してしまいました。
実はチーム打率.280以上を誇るG打線の弱点は、内角を攻められると、跳ね返す力が余りないのです。先日の中日・中田投手も、降板するまで内角の直球を見せ球にして、タテの変化球で翻弄されています。別に巨人に限ったことでもないのですが、投手が逃げる配球をすれば、どんな打線でも打つ、これはプロでは常識でなのす。
一方ウチの唯一の問題児の李承ヨプ選手。4年契約締結時に、付帯条件で入団した金育成コーチ、”渇っ!”の張本勲氏から様々アドバイスを貰っているようですが、要は球を呼び込むことが出来るか否か。プロレベルの話ですからそう簡単には行かないでしょうけど、中日三連戦では是非爆発して欲しいものです。
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【私的後記】こちら東京地方は昨晩から風雨が強く、今も雨が降っています。静岡地方の天気はどうでしょう?出来れば中止だと明日のドラ戦にゆっくり備えられるのですが・・・ |