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福井しあわせ元気国体に 10周4kmを4人で走る競技、ロードでいうTTT。中尾→とーや→僕→ボスの順番。目標は4分30秒切り。 予定通りのペースで5周目までこなしていく。風は吹いてるけれど練習の時ほどではない。 少年の中尾が引ききって、決めていた残り2キロで離脱。ここから3人で上げていくところで、とーやの調子があまり良くないようで失速していく。 早めの交代を促すも引きって交代。気がかりになりながらも中途半端にひけないので、全開で。そのままボスに交代すると後ろにいたとーやが切れてしまう。 3番手について、とーやに 変わって!!というも届かず、ボスはぐんぐん離れていく。 やむなく外から捲ってとーやに後ろ着くように促して、ボスに追いつこうとする。しかし、とーやは後ろにつけなかったので、つけるペースに落としてとーやをつけてから追いかける。 それでも途中で離れてしまうので最後までボスに追いつかず、残り5周は踏めないまま不完全燃焼でゴール。 中々ノーミスでゴールする県は少なかったのを見ると、普段一緒に走らないメンバーでしっかり走りきるだけでも難しいなと感じた。 とーやの調子がどうこうとか、ボスが速すぎるとかではなく、本当に色々なところに改善点がある気がする。 後半に出走の速い県の団抜きは凄まじかった。特に福岡県の団抜きはとてつもないペースなのにキレイ、いつまでも見ていたかった。 団体競技なので普段はできない。部活でこれを極めるのは楽しいだろうなあと少し羨ましくなりながらも、切り替えて明後日のスクラッチへ!正直かなりビビってますが、まずは予選突破を目標にいってきます!! バンクの中でアップをしていると、前の少年で2組とも自転車がトリプルアクセルを決めながら宙を舞っていた。 ポイントよりもスクラッチの方が危ないとみんなが言う理由がここでよくわかった。 スクラッチを走ったのは一度、県選手権のとき。5人くらいの出走で、スタートから津田君と逃げたので、ほぼ初めてのスクラッチ。20人で走るのとか怖すぎ。 それでも最低でも決勝に上がることを目標に。皆さまの温かい?応援を受けながらスタート。 とにかくリラックスすること。あまり深く考えすぎないように。21人中10人上がりなので、予選はほとんど誰も動かない。 淡々とレースは進んでいき残り5周回。ここで外側を踏んでいれば大丈夫というアドバイス通り。悪くないポジション。 残り3周で外側の福井トレインに乗車。どんどんスピードが上がっていき60キロを超える中、ハンドルや肩をぶつけ合う皆さま。 生きてる心地がしない。。。 残り一周腹くくってかけ下ろす!と言うところで、跳ね上がる前方の自転車2台の後輪。 それに突っ込んでいく数台。僕は やばい!!と思った時には体は固まり思いっきりバックを踏んでいて、後輪がスライドしていた。 そして左前方ではまた別の落車で3台くらい弾け飛ぶ。全てがスロー。 運良く全ての落車に巻き込まれなかったが、大きく遅れてゴール。決勝進出とはならなかった。 結局7人が落車したレースで無事にゴールできて良かったけれど、決勝に上がってそのスピードを体感したかった。 残すはロードレース。これもかなり厳しいレースになりそうだけど、登りの厳しい得意なコースなので何とか食らいついて勝負したい。 <<ロードレース>> いよいよロードレース。予報通りの雨。それもそこそこ強め。 ブレーキに心配はあったけど、どんな天気でものむらぼホイール(2号)で行くことを決めていたのでアルミホイールにはせず。 カントリーモーニングの白谷さんにdi2の変速を完璧にセッティングしてもらったのに、初日の移動のエレベーターでボタンを押してしまってめちゃくちゃになってしまう。。。ロードレース前日にシマノサービスに持っていく、いつもとても丁寧なのに今回はとても雑な対応。。。全く直っておらず、、、岸本さんに診てもらったら数秒の操作で直った。笑 コースはスタート区間が11キロほどあり、15キロの周回を6周、ゴール区間が8キロほどという合計108キロ。スタートゴール区間は平坦、周回コースは7キロほどの上りと、90キロ以上に出るほとんどブレーキのいらない下りがある。 当日の朝、6周→5周の合計93キロほどに変更。キツイことに変わりはない。 それでも体の状態は最高。峠のタイムも、パワートレーニングの内容もベストで臨む。 雨あしが強くなるが、今までで1番のお客さんの中スタートした。全日本選手権の比にならないくらい。笑 最初はパレードなので、最後尾から中盤まで上がり、沿道の大勢のお客さんに応える。 そして数キロ走ったのち突然のリアルスタートで一気に1列棒状に。かなりのハイペースでスプリント状態。前方ではすでにアタック合戦している。。 周回コースまではまったりいくもんだと思ってので驚いたが集中してこなす。数名飛び出している?状態。周回コースに入る頃には落ち着く。 上りの序盤はかなり緩やかなので集団後方で。全ての周回でここは最後尾にいた気がする。 相方の岸本さんを見つけたので、田んぼ道に入るまでに(斜度が上がるまでに)前に上がりましょう!と伝える。各県2名の出走なところも国体ロードの面白い?ところ。ほとんどの県がダブルエース級。2人でどうやって走るかが明暗を分ける。 とはいってもアシスト出来るようなコースでもないので、終盤までは各自で頑張りましょうって感じで。笑 1周目の上り。かなり速いペース、キツイけれど斜度が上がれば上がるほど自分よりも他の選手の方が確実にキツイはず。そんな気持ちで前目をキープして上りをこなす。 いつも通り52-36に11-28のスプロケなので、アウターでもインナーでもどちらでも登れる。各周回ペースを見ながら使い分けた。 そして90キロ出るという噂の下りへ。登りきりでもがいてほぼ先頭で下り始めるも、冗談抜きで4〜50人ほどに抜かれる。 過去2回のチャレンジロードや全日本ロードの記憶が。。全て1周目の下りで後ろに下がって終わっている。 下りきって登りまでひたすらもがく。かなり脚を使ってしまい、弱気な心なでてくるも、最後だと思ったら折れなかった。 一気に人数を減らした集団に追いついて一息。1周目が終わって体が動いてくる。テンションも上がってくる。笑 間違いなく調子はかなりいい。登りも軽いし最終周回のペースアップで一気に絞られることを予想して、そこだけに脚を貯める。 どんどん人数を減らしていく集団だが、体は動いてきて下りも遅れなくなり、集団から千切れることはないだろうと感じる。 毎周回補給の中尾と交わす会話だけを楽しみに走る。笑 ありがたい。 そして勝負所となった4周目の上り。麓から小出選手が単独で飛び出して20秒ほど先行している状況。 斜度がきつくなるところで5名がスルスルと抜け出す。積極的に動く優勝候補の野本選手は確認できた。 集団の先頭付近を走っていたが、どちらかというと力づくで抜け出すというより、集団が止まった感じ。 これまでも登りきりで抜け出しては下りで捕まる動きが何度かあったので、皆が最終周回の登りを考えて、捕まるだろう。そう考えて集団は止まった。 そしてこの動きが勝負の分かれ目だった。 登りきりで20秒ほどの差だったが、下りきって平坦に入ると1分30秒?にまで開いていた。 最後の登りは逃げを捕まえるべく、ペースは速くてついていくのに必死。周りは学連の有名選手やプロばかりで高ぶる。 キツイ、、もう無理だ と何度も思ったけれど、最後だろ!!と言い聞かせると不思議と力が出てくるものでなんとか食らいつく。 そして6人を追いかける形で20いや30人ほどのメイン集団もゴール区間へ、残り8キロ。 各県2人の出走でメインに2人とも残している県は少ないためか、まとまって追走というよりアタックして抜けだだす動きが多くペースは上がらない。 こうなれば少しでも上の順位をとるために、細い最終コーナーを先頭で飛び込むために脚を貯める。 しかし残り2キロからのペースはとても100キロ近く走った後のスピードではなかった。全選手が同じことを考えており、前に上がることは出来ず集団から千切れないように走ることで精一杯だった。 そしてなだれ込むようにゴール、32位/90人中 だった。 完走は40人というサバイバルレースでなんとか走りきることは出来たが、展開には1ミリも関わることは出来ず走っただけ。 5周目あたりから体の震えが止まらず、ゴールした後は安心感と達成感はあったものの、時間が経つとなんであの逃げに思い切って乗らなかっただろうと悔しさが残る。ノーアタックノーチャンス、最後まで出来なかった。 データを見てこんなレースが毎週出来たら強くなるんだろうなと感じた。それでも、今出せるものは出し切れたはず。気持ちのいいレースだった。 今回国体に出られたのは、国体に出よう!!と導いてくれた岸本さん、機材を丸々譲って下さった小池さん、最後の最後までタイヤの手配や調整をして頂いた「カントリーモーニング」白谷店長、店長のゴットハンドの調整はどこでも安心して走れます、マシンに一切のトラブルはありませんでした。、愛知県チームの皆さん、そして多くの応援してくださった皆さんのお陰です。 本当にありがとうございました。 当分の間自転車はのんびりと乗ることになりますが、またよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 1, 2018 07:52:39 PM
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