今日もプレイミス
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1日目はこちら。 2日目。前日に日付が変わるまでゲームしてたのに、早朝5時には起きてゲームしてる奴もいたw 私はだらだら起きてだらだら朝飯食べて、8時過ぎくらいからゲーム開始。 トップバッターは「クワークル」 6色、6種類の形を持つタイルを手番順に場に出す。すでに出てるタイルのいずれかにくっつけなければならない。同色または同じ形なら、同列上に一度に複数枚出せる。各列には同色異形か異色同形のタイルしか並べられない。タイルを置いて2枚以上のタイルからなる列ができたらその枚数分得点。6枚目のタイルを置いたらボーナスで+6点。補充タイルがなくなるまでやって、最初に手札を全部置ききったらボーナスもらって終了。 2011年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。ノンテーマのパズルライクゲー。この時点で私が高評価することはないが、まあ話の種にプレイしてみた。 だいたいルール聞いて想像がつく範囲内のゲーム。年間ゲーム大賞の選定理念からすれば、あの候補作の中ではこれが受賞するのも頷ける。でも当然重量級ゲーム好きには向いてないな。それなりに知恵を使うし、つまらなくはないが、同じノンテーマゲーなら頭脳絶好調の方が好き。 「クワークル!」と1回言えたけどダントツドベ。パズルゲーは苦手だ。 「ドレトルダイス」 ノンテーマ、ダイスじゃらじゃらと苦手要素の方が多いゲームだが、積みメビウスゲーを崩したいという友人の要望によりプレイ。 親がダイスを全部振る。手番順に、自分の手札の条件を満たすように1個ずつダイスを取っていく。ダイスが取り尽くされるか、全員がパスしたらラウンド終了。条件を満たしたカードを選んで公開して得点ゲット。取ったのに使えなかったダイスと、オールマイティの赤ダイスは1個ごとに-1点。規定ラウンド数プレイして最多得点プレイヤーが勝ち。 パッケージを見たときの印象よりは面白い。自分の欲しいダイスを上家が取らないよう祈ったり、上家の動きから欲しそうなダイスを推測して押さえたり、「欲しいダイスがこれだけ出てれば、自分の手番まで残ってるな」と安心してたらアクションカードで全部振り直されて悶絶したりするゲームw 個別にダイスを振るのではなく、親がまとめて振ってそこから選んでいくタイプなので、ダイスゲーにありがちな運ゲー感はそれほどない。知恵の使いどころ、他プレイヤーとの絡みもそこそこある。プレイ時間も短め。なかなかいいんじゃないか、これ。ダイスじゃらじゃらには原始的な愉悦があるので、初心者にもいいかも。 難易度の高いカードを達成したものの、その分総合得点が奮わず負け。出目の偏りが高めでも低めでも対応できるようなポイントカード構成にしないと駄目だったな。 「大聖堂カードゲーム」 メイフォロー(と言うかスートなし?)のトリックテイク。最も数字の大きなカードが中立カードだったなら通常通り「そのカードを出したプレイヤー」がトリックを取るが、プレイヤー色のカードだった場合、「その色のプレイヤー」がトリックに取ったことになる。10トリックやったら、取ったカードを使って資源を生産したり、その資源から勝利点を得たりする。規定ラウンドやって最多得点プレイヤーの勝ち。 2011年合宿で最もつまらなかったゲーム。変わったルールだけを聞くと知恵の使いどころがありそうだが、アイデア倒れでプレイがほぼ制御不能になっただけ。最後番手プレイヤー以外がトリックをコントロールすることはまずできないので、それ以外のプレイヤーが暗黙のうちに協力して最後番手が困るような出し方をしなければならないが、そんなうまく行くはずもなく。 ・トリックテイクのあとにカードを使って得点を得なければならないので、トリックを取れば取るほど有利(取ったら失点になるカードもあるが)なのに、リードプレイヤーが有利にトリックを取ることができない。 ・リードプレイヤー不利なのにその決め方がランダム(特定のカードが手に入っていたプレイヤー)。 ・特に存在価値のないカード(最終トリックに出さなければならない最弱カードなど)がある。 などなど、ストレスを感じるルールが多い。これやるならぴっぐテンやってた方がいい。 ぼろ負けだが、勝ったプレイヤーも首をひねるレベル。リーネックの軽量級ゲームは二度と信用しねえ。 インペリアル 超重量級の株ゲー。テーマが西欧諸国の覇権争いになってはいるが、多くの株ゲーで会社を運営するように国家を運営するゲーム。国家≠プレイヤーなので、ときどき担当する国家が変わったり、複数国家を担当したり、どこも担当できなかったりする。支配地域を増やして国力を上げ、徴税して国庫に金を貯め、それを持ち株に応じて配当する。いずれかの国家の国力が25になったら終了。所持金と持ち株の額面合計が最多のプレイヤーが勝ち。 6人プレイだったので1人1国持ち。私はオーストリア・ハンガリー。「軍事ユニット」「支配」「敵国の工場破壊」など不穏な単語が並んでおり、マップや時代背景も「ディプロマシー」に似てるため、初見の私はつい戦争重視に傾いてしまったが、これが大失敗。何しろ他国の本土を占領しても、相手のダメージにはなるものの自国の利益にはまったくならないのだから、必要最小限に抑えるべきだった。株ゲーでプレイヤーの財産が勝利条件なのに徴税・配当アクションを怠り、軍備ばかりが増強していく我が国の株には誰も見向きもせず、私一人所持金がちっとも増えない展開にw 株ゲーにしてはルールがちょっと変わっており、どこかの国家が配当を行う(またはそのアクションスペースを通過する)タイミングで、ぐるぐる回る「株購入権」タイルを持ってるプレイヤーと、どの国家も担当していないプレイヤーしか株を購入できない。つまり国家持ちプレイヤーは6回に1回しか購入チャンスが来ないが、国家を持ってなければ毎回購入できる。このルールのため、国家を持たないプレイヤーの方が大量に株を購入できるというちょっと首をひねる状態になりがちだった。BGGでもこの点は指摘されており、国家を担当しないプレイヤーが出ずらい4人プレイがベストということになっているようだ。 また、やはりこのルールのため、支配を奪われないように他プレイヤーの購入に合わせて担当国の株を買い増すといったことができないから、比較的頻繁に担当国家が変わりやすい。それにしても今回はダイナミックにころころと担当国家が変わり、前ターンに手を組んで第三国を攻めてた国が、次ターンには手のひらを返して攻め込んでくるといった事態が続出w 悲鳴の絶えないプレイとなった。本当にこういうゲームでいいのかw 徴税・配当を繰り返して焦土となったロシアの支配権も奪い、後背の憂いをたったところでイタリアの支配海域を攻め、なんとか巻き返しを図るもときすでに遅し。ついにはオーストリア・ハンガリーの支配まで奪われ、いいとこなしで終了。同じようにほぼ1人でフランス株を抱え、フルボッコにされたプレイヤーと2人でワンツーフィニッシュ(ただし下から数えてw)。 時間はかかったが飽きることのなかった傑作。次は適正とされる4人でプレイしてみたい。 ここでもういい時間だったが、「今回は持ち込んだゲームを全然やれなかったなー」と呟いたら「じゃあやろうぜ!」ということになったので、こんなときしかできそうにない「赤竜亭」を出した。 ゲームの概要はこちら。 「やろうぜ!」と言ったものの、さすがに皆疲れており、インストを聞く姿に覇気が感じられない。もちろん私も疲れており、インストが投げやりだったせいもあるだろうけどw 「赤竜亭3」のキャラは個別デックをもう1つずつ持っており、初回プレイには向かないため、1と2から好きなキャラを選んでプレイ。盗賊ゲルキ、魔術師ゾット、女司祭ディアドラ、ドワーフのディムリが選ばれた。 インスト時と序盤はかなりローテンションだった(早めに終わらせて寝ようぜ、という雰囲気が漂ってたw)が、博打で所持金を失い、強い酒を飲んでアルコール量が上がり、殴られて気力が減退しはじめると徐々にヒートアップw 盗賊のゲルキがいかさま連打で博打に勝ち、アルコールに強そうなディムリを落とそうと個人攻撃でちまちまと金を巻き上げ、素寒貧にして宿から放り出す。しかし貯め込んだ金貨を狙ったゾットとディアドラに共同戦線を張られ、ヒーリング呪文をミスられたりペットの兎に咬まれたり酒のアルコール量を増量されたりして撃沈。「赤竜亭」の主人とゲルキの財布を山分けにしたあと、ゾットとディアドラが一騎打ち。オールラウンダーのゾットが酒に弱いディアドラの弱点を突き、ディアドラもアルコールの海に沈んでゾットが勝利。 そこそこ受けたし、私としては満足だったが、早々に脱落したディムリのプレイヤーからアンコールがかかり、再戦することに。他プレイヤーからも不満の声は上がらなかった……最初は乗り気じゃなかったくせにw せっかくなのでキャラ替え。ゲルキ→吟遊詩人フレック、ゾット→幻術師イブ、ディアドラ→女戦士フィオナ。ディムリ→ハーフオーガのゴグで。 「博打に弱いキャラはつまらん」と言って再戦を要求したプレイヤーは、なぜかゴグを選択w あまりある腕力で他の3人を恐怖させるも、やはりフレックとイブのいかさまによって金を巻き上げられる。最後にはフレックによる「ゴグを称える歌」に2金を払う羽目になり、馬小屋で夜を過ごす羽目にw 2回目ということもあり、他の3人は一進一退の攻防。アルコール量勝負になり、誰が倒れてもおかしくない状況でフレックが飲み比べを開催。全員が正々堂々と自分のジョッキを空けたあと、そこに立っていたのはフィオナ1人だけだったw ユニークカードが多いので最初はテキストの確認に手間取るが、ほとんどのカードの効果は似たり寄ったりなので、すぐ慣れる。バカゲー、個人攻撃、負け抜けとアメゲーテイスト満載なので、プレイできる状況は少ないが、出すタイミングを間違えなければ楽しめるゲームだろう。キャラが12人もいるからとっかえひっかえ遊べるし。もちろんヘビーゲーマー諸氏の評価は「しょうもないゲームだ」と低めだったが、出せばやってくれそうだし、もうそれでいいやw 2日目はこれで就寝。3日目に続く。
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