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2018.02.27
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カテゴリ:ボードゲーム

 「『ジョン・カンパニー』やろうぜ」といたるさんにお誘いいただいたので参加。むろん、これがシエラマドレのゲームであることは知ってた。知ってたが、誘われたら参加するのが礼儀というものだ。なお事前に英語ルールを読んでおこうと思ったが、あまりの難解さに挫折した。これがシエラマドレクオリティw いたるさん、一味さん、私の3人。


●ジョン・カンパニー


 デザイナーはCole Wehrle。あの(我々のあいだで)悪名高き「インフェイマス・トラフィック」の作者だ。この時点で期待値激減であるw

 “ジョン・カンパニー”とはイギリス東インド会社の愛称。英語版wikipediaによると、創設者がジョン・ワッツという名なのでそこから取ったんだろう。プレイヤーは有力な一族となってこの会社に役員やら株主やら下っ端やらを送り込み、会社を発展させて利益を上げたり、会社そっちのけで私腹を肥やして利益を上げたりする。最終的には仕事に疲れ果てて引退し、余生を過ごすことでようやく得点が得られる。規定ラウンドプレイして最多得点プレイヤーの勝ち。

 </クッション1>みんなでルールブックを解読し、何とかプレイにこぎ着けたあとは、それなりに楽しいシーンもあった。力を合わせてインドの小帝国と交易したり、これを征服したりして会社が発展していくのは、まあそりゃ楽しいよ……そのまま発展するならね。</クッション1>

 </本音>繰り返すが、とにかくルールの書き方がひどすぎる。シエラマドレのゲームは大なり小なりそうだが、これも例外ではなかった。ほとんど図がなないので、「●●に○○を置く」とか書いてあってもどこに何を置くのかさっぱり分からない。例も少ないから、ちょっと変わった処理をするところを理解するにもいちいち時間がかかる。そのくせ、全体の流れの前に個別のカードの解説なんかが事細かに(ここだけは図入りで)書かれている。そんなの先に読まされても理解できるわけねーだろw



 ゲームの準備の章にある唯一の図がこれだ……バカなの? 解像度が低いってレベルじゃねーぞw

 ゲーム自体も、楽しくなるかどうかはほぼプレイヤーに丸投げだ。さまざまな役職に就くとさまざまなアクションが実行できるが、現場の総督が実行できるいくつかのアクションは、おおむね「会社のために利益を上納する」か「私腹を肥やす」のどちらかに大別される。前者を選べば会社は発展しやすくなるが、それで有利になるのは社の上層部に一族を送り込んでるプレイヤーだ。じゃあそうでないプレイヤーが総督だったら、まあ私腹を肥やそうとするわな。そしてそんなことがほんの数回起こると、もうあっという間に会社の資金がショートして縮小まっしぐらw そしていつものシエラマドレ同様、ダイスでばんばん負のイベントが発生し、不況になるわインド人は反乱して独立するわでにっちもさっちもいかなくなった。

 そうなると会社が配当を出せなくなるので誰も株主にならなくなり(そもそも、私腹を肥やしてさえ金が足りないので株を買うこと自体が難しかった)、ほぼ毎ターンのように役員が総辞職して、ついには社長のなり手がいなくなった。この場合の処理がルールに書かれていないので、数時間かけてプレイしたものの、今回はノーゲームとなった。ぐったりw</本音>



 最終盤面。3つあった総督府は2つ閉鎖され、株主は1人もおらず、工場の製品を買い付ける金さえない……イギリスによる植民地支配の完全なる失敗例だw

 </クッション2>ツイッターで「シエラマドレ」で検索し、少しさかのぼるとこんな感じのツイートが見つかる。「競技ゲームとしての出来はもとより期待していない。テーマのシステムへの落とし込みと発生するストーリーを楽しむ」……なるほど、これがシエラマドレゲーの楽しみ方なんだろう。そのように楽しめるならいいんじゃないかな。</クッション2>


●フラットライン


 詳しくはこちら↓
BOARDGAME MEMO:フラットライン

 気を取り直してこれ。「ヒューズ」というゲームと同じ世界観だそうだが、そちらは未プレイ。これはSFチックな世界の医療チームとなって、続々担ぎ込まれる患者を治療しては放り出し、治療しては放り出しを繰り返すリアルタイム協力ダイスゲー。

 各ラウンドごとに、4つのセクターにいる患者(そしてそれが必要とするダイスの目)と、発生するかもしれないアクシデントを示すカードと、対応すればプレイヤーの利益になるカードが公開される。それを見てどのカード/患者にダイスを置くべく努力するかを相談して、そのあとラウンド開始。

 1分のあいだにダイスを振り、欲しい目が出たら置きたいところに置く。必要なダイスを1人で全部置かなきゃならない患者もいれば、複数で(あるいは全員で)手分けしなきゃならない患者もいる。どうにも出目が振るわなければリロールもできるが、誰かがダイスを1個支払わなきゃならないし、回数制限もある。こうしてがんばって、規定ラウンド内に規定人数の患者を治療したら勝ち。

 分かりやすいルール! ダイス! リアルタイム! もう面白いことは約束されてる……んだけど、めちゃめちゃむずいw いやこれ無理でしょ! 特に振り直しの判断がめちゃむず。そのラウンド中に直せなかった(つまり必要なすべてのダイスを置くことができなかった)患者からはダイスが取り除かれて一からやり直しなので、割とがんがん振り直すべきなんだけど、どのダイスを捨てて誰に振り直しさせるか、考えてるうちにどんどん時間が過ぎていくw こういうとき黙り込んじゃう私みたいなのには向いてないねー。全員が奉行になるべき、珍しいタイプの協力ゲーだよw

 いたるさん曰く「かつてないレベルの大敗」だったそうだが、最も簡単な難易度で何度かプレイしてるいたるさんも一度もクリアしたことがないそうなので、かなり歯ごたえがあるようだ。リアルタイム系は経験がものを言うので、何度も練習できる環境があるならおすすめよ。






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Last updated  2018.04.11 11:49:24
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