カテゴリ:PCハードウェア
玄人志向/GALAXYから、GeForce GTX 750 Ti搭載で1スロット仕様のビデオカード「GF-GTX750Ti-E2GHD/1ST」が発売になりました。
本当にようやく、1スロのビデオカードが性能向上したと言えそうです。我々1スロ派NVIDIA信者としては待ちに待ったという感じで。 ただし、お値段は最安値でも2万円に近いレベルで、ちょっとお高い印象。 また、カードサイズもクーラーがはみ出している分長くて、製品サイトによると233mm(ブラケット込み?)とのこと。私が持っているLeadTek製の「WinFast PX9800 GT S-FANPIPEモデル」とだいたい同じか少し短いくらいでしょうか。ある程度ケースを選ぶと思います。 はっきり言って、このカードサイズはどうなのかと思います。GeForce GTX 750 Tiのスペックから考えれば、ここまで大袈裟な冷却機構は不要なはずで、実際2スロならもっと短いファンレスカードもあれば小型基板のGT 640くらいのロープロ対応モデルもあります。この程度の冷却なら、1スロでも200mm程度のカードサイズで出せるはずではないかと。公式のTDPはGK107のGT 640が65WでGM107のGTX 750 Tiが60Wなわけですし。 もうちょっとコンパクトな設計でなぜ出てこないのか不思議でしかないわけですが、1つの可能性としては、NVIDIAがビデオカードメーカーに対して注文を付けているのではないかと。 原則2スロット仕様でないと卸さないとか。1スロについては、特別仕様の冷却機構搭載のプレミアムモデル限定とか。 販売戦略上、「Keplerを売るため」にそういう制限があってもおかしくないのではないかと。GTX 750/750 Ti発売後にGK107のリネーム版GT 740が出ていることからも、NIVIDIAは当面Keplerを売らないといけないわけで、Keplerのミドルクラスやエントリークラスを喰われると困るといった事情があったのかも。。。 もっとも、対GK107/GK208では価格帯で1.5倍~2倍になるGM107はレンジが違いますし、GK104搭載のGTX 760あたりにも性能的にそれなりの差はあるので、1スロにしたから喰えるという話でもないでしょう。GK106クラスはもう市場でGTX 750/750 Tiに置き換わってきたので、無視して良さそうです。 まあ、1スロ版が出る出るといわれながらここまで引っ張られたのはGK106の市場在庫がなくなるタイミング待ちだった可能性も考えられなくも。。。 ともかく、スロット長については、我が家のPCでも許容範囲っぽいので、近いうちゲットしておきたいと思います。 追記:ELSAからも近日中に発売になるみたいですね。情弱です。 「ELSA GeForce GTX 750 Ti SP 2GB」 こっちの方が短くて扱いやすそう。コンパクトなPCで使いたい人が多いから、短い方がいいですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年09月11日 20時10分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[PCハードウェア] カテゴリの最新記事
|
|