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カテゴリ:好きな本の紹介
暑さと不眠が重なって心身ともに相当まいっていますので、自分を鼓舞するために、今日は、シリーズから外れて、好きな本の紹介をします。 やさしくわかるコンプライアンス コンプライアンス経験の長い私としては、正直なところ、ちょっと口惜しいですが(笑)、この本は、コンプライアンスとは何か、コンプライアンスの実務とはどういうものか、コンプライアンスの正し考え方とはどのようなものかなどの点をタイトル通り、わかりやすく、しかも正確に書いています。 コンプライアンスの本は、今では山のように出ていますが、ほとんどが誤解に基づき、弁護士や研究者がイメージだけで書いていて、何の役にも立ちません。 ところが、この本は、正確にコンプライアンスの現場を再現しています。しかも、読みやすく、ちょっと口惜しくても、優れた本です。 もう一冊、コンプライアンスの本を紹介します。 アメリカ式戦略的コンプライアンス経営―企業を襲う法的リスクの予防と危機管理 この本はかなり前に買った本で、私の理解では、日本で最初に書かれたコンプライアンスの本だと思います。違うかも知れませんが、コンプライアンスに関する初期の本であることは確かです。 コンプライアンスというと、「守り」や「保守的」というイメージがありますが、この本は、「攻め」とか「戦闘的」(?)なコンプライアンスの本です。 コンプライアンスは経営そのものであり、経営とは積極的にリスクをとることであるから、コンプライアンスとは積極的にリスクをとる戦略であるという三段論法でコンプライアンスを説明している本です。 「コンプライアンスはつまらない!」と”誤解”されている方には、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。 ついでに、コンプライアンス本をもう一冊。 コンプライアンスの考え方―信頼される企業経営のために (中公新書) 弁護士であり法科大学院の教授でもある著者の本で、先ほどもお話したように、弁護士や研究者が書くコンプライアンスの本は、間違いだらけである中、この本は、コンプライアンスの本質を正しく解説しています。 前2冊と比較すると難しい(というか、読みづらい)ですが、内容は確かですので、コンプライアンスを本当に知りたいと考える方にはお勧めです。 金融商品取引法について何かわからないことがありましたら、ホームページ「これでわかった!金融商品取引法」の「お問い合わせ」から、お問い合わせください。行政書士は法律で守秘義務が課されています。秘密は厳守しますので、ご安心ください。 金融商品取引法について何かわからないことがありましたら、ホームページ「これでわかった!金融商品取引法」の「お問い合わせ」から、お問い合わせください。行政書士は法律で守秘義務が課されています。秘密は厳守しますので、ご安心ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/08/04 05:56:34 PM
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