早春譜(1978)キャンディーズ
78年にリリースされたキャンディーズのラストスタジオ盤は2枚組で全曲メンバーのオリジナルによる作品集となった。(作曲に関してはプロとの合作)ちなみにアルバムリリースが78年3月21日で、あの後楽園での解散コンサートが同年4月4日でした。早春譜(1978)Side-Aが藤村美樹、Bが伊藤蘭、Cが田中好子サイドで、Side-Dがメンバーの合作!となっていればよかったけど、(それじゃ、ELPの四部作と同じか)、Side-Dはそれぞれのメンバーの作品が収録。本当に素晴らしいアルバムです。再認識致しました。藤村美樹の「買い物ブギ」の歌詞の中に嬉しくなる部分があります。スティービー・ワンダー ダイアナ・ロス マービン・ゲイロバータ・フラック ビートルズが登場するところ。藤村さん、なかなか趣味がよろしかったようで。だから「エプロン姉さん」も「愛するデューク」にインスパイアーされた作品となったのかな?伊藤蘭の「ろうそくの灯に」の歌詞では、Killing Me Softly, Without You, Never My Love等が登場。ロバータ、ニルソン、アソシエーション等で有名だよね。田中好子の「私の彼を紹介します」の歌詞では、ケンタロー・カットが登場します。アルバム全体を通してすごくいい曲が揃ってます。アーチストとしての面を垣間みることが出来ますよ。いい曲です。う~ん、70年代ですよねー。It's vain try to love you again(藤村美樹の作品)これはもう素晴らしい作品です。名曲です。パワーバラードです。藤村美樹の「あこがれ」。アルバムの最後を飾ってます。カーペンターズのGoodbye to Loveみたいなエンディングも良し。あこがれ(藤村美樹の作品)コントもしっかりとやってましたねー。爆笑ヅラコント(ドリフの大爆笑より)思いっきりの良さがプロだよね。電線音頭(みごろ!たべごろ!笑いごろ!より)