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福島第一原発の事故で放出された放射性物質は日本政府が発表した数字の倍、チェルノブイリ原発事故の際に飛び散った量の半分程度になるという研究結果が発表された。福島第一の場合、燃料棒は溶融して圧力容器を抜けて格納容器の床に落下、コンクリートと鋼の板を溶かして下へ落下していると見られているわけで、地中や海の汚染が深刻。チェルノブイリに比べて小さい規模などとは到底、言えない。
また、圧力容器内に核燃料棒はなかったはずの4号機も汚染源になっていることから、プール内の使用済み核燃料棒が損傷を受けている可能性があるともいう。事故後に原発の外で発見された燃料棒の破片は圧力容器内にあったものだとNRC(原子力規制委員会)は推測していたが、それはプール内が健全だという前提での話。やはり、3号機のプール内で核反応(核暴走)が起こり、プールが大砲の筒のような役割を果たして上空へ吹き上げた可能性が高まったと言えるだろう。そうでなければ、格納容器自体がプールと同じ役割を果たしたとしか思えない。爆発の状況から考えて、建屋内で水素爆発が起こった可能性は小さそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.28 05:23:18
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