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香港で繰り広げられている反中国運動の背後にアメリカとイギリスの情報機関が存在していることは隠しようがない。その手先として働いている人物として、現地の協力者がいる。 本ブログでも紹介したように、JWマリオット・ホテルでアメリカのジュリー・イーディー領事と会っているところを撮影された黄之鋒(ジョシュア・ウォン)や羅冠聰(ネイサン・ロー)もその一部。黄之鋒は2015年11月にナンシー・ペロシ下院議長と会談、17年5月にはネオコンのマルコ・ルビオ上院議員と会っている。 ネオコンと緊密な関係にあることで知られている反中国運動の指導者の代表格は李柱銘(マーチン・リー)だろう。この李と親しい人物のひとりが黎智英(ジミー・リー)。メディアのグループを所有、アジアのルパート・マードックとも呼ばれている。ドナルド・トランプ政権の好戦派、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官と今年7月に会った。 ボリス・エリツィン時代のロシアもそうだったが、侵略者や犯罪者は銀行とメディアをまず支配しようとする。カネと情報が支配の柱だと認識しているのだろう。そして社会基盤や基幹産業を乗っ取ろうとする。日本で「民営化」が叫ばれたのはそのためだ。つまり、叫んだ連中は外国を拠点とする巨大資本の手先。 2014年9月から12月まで続いた「佔領行動(雨傘運動)」のときから、このふたりのほかに香港大学の戴耀廷(ベニー・タイ)副教授、陳日君(ジョセフ・ゼン)、余若薇(オードリー・ユー)、陳方安生(アンソン・チャン)といった名前が挙がっている。 こうした活動に対し、1996年からNEDの資金が流れ込んでいることもわかっている。本ブログでは繰り返し書いてきたように、NEDはCIAの資金を流すための仕組み。つまり、香港の反中国運動は「民主化」というタグをつけたCIAの工作だ。 2014年の反中国行動に参加したのは数万人と言われているのだが、今回、主催者は170万人という数字を出し、それを垂れ流しているメディアもある。計画通りに盛り上がらない反中国行動を情報操作でごまかそうとしているのかもしれない。 有力メディアの話を鵜呑みにする人は「すごい」と思うのだろうが、会場になった広場に入れる人数は10万人程度だとされている。警察は12万8000人が参加したと発表しているが、これでも多めだろうと考えている人もいる。170万人という数字に説得力はない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.20 12:49:20
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