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カテゴリ:映画
あらすじ
ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は ペニー株を売りつけて儲ける証券会社を26歳で設立。 会社はウォール街で徐々に発展し 年収4900万ドル(約49億円)を稼ぎ 美しいモデル(マーゴット・ロビー)とも再婚した10年間の欲望と栄光の日々。 FBIの追及でついに36歳で楽園を追われるまでの実話を元に描かれた マーティン・スコセッシ監督 『ウルフ・オブ・ウォールストリート/The Wolf of Wall Street』 ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、カイル・チャンドラー、 ジャン・デュジャルダン、スパイク・ジョーンズら共演。 ![]() ディカプリオが語っていたように 映画が警告となるかどうかは甚だ疑問ではあるが... 「ウォール街ではつねにこのようなことが起こっていて 30年ごとに同じようなことを繰り返して経済破綻を招いている。 過去のことに学ばずに、抜け穴を見つけては人をダマしているんだ。 僕がこの物語に惹かれたのはジョーダンがこの物語を “警告”として書いていたことだ」 (以下、映画の核心に触れる部分もございます) アメリカのアンチヒーロー像が興味深い。 ハリウッド映画はアメコミ発、マーベル発等ヒーロー映画、変身ヒーローの宝庫の一方、 実在の偉人等=ヒーローを描く作品もコンスタントに登場。 最近では『キャプテン・フィリップス』もある種新しいヒーロー像のひとつと感じていた。 一方で 「優れた人格を持ってことの解決にあたる」といった典型的なヒーロー像から 逸脱したアンチヒーローの趣をジョーダンに視る。 韓国映画では「大韓民国くそったれ!」というセリフもたまに耳にするが ハリウッド映画ではめずらしい!?「U.S.A.くそったれ!」と アウトローでアンチヒーローな心情も吐露され。 会社経営についても興味深く視ていた。 IT企業Apple Inc.のジョブズ追放や (但し、ジョブスの偏狭頑迷さに辟易していたのでアップル信者は苦手、製品も一切使わず。 「マス・サーベイランス」普通の市民をターゲットにした大量監視関連の 公聴会か何かで、AppleはiPhoneなどの「バックドア」の問題について 問い詰められていたが、真実は明確にならずうやむやになった記憶。 その疑念なども残っている...) Facebookの サベリンの役割が縮小され所有株式が希薄化された過程と対照的に 失敗した仲間を責めたてず、 創業メンバーとの絆は深く、 シングルマザーを雇用し助けた一面が映画でも描かれ アンチヒーローの温情、人情味が感じられもした。 鼠小僧的、新派的な一面も。 とすると... ウォール街への警告、 人をダマしている会社もあったという警告になりにくい気がした。 ストラットン・オークモント社の被害者の貌が見えない。 ディカプリオが望んだようなメッセージが伝わりきれてはいないよう。 ラストはニュージーランドで講演するシーン。 「ペンを売ってみて」にうまく答えられる市民はいないようだった。 素朴で純情で人を騙すなど思いもよらないような人々。 ウォール街はそこにはもどれないだろう。 そしてウォール街的価値観は世界を侵蝕するのか。 まだだいじょうぶ、と屈託ない市民の表情を観ながら信じたい思いと 世界が正気を失いGreed(貪欲さ)に感染する恐れが綯交ぜに。 ベルフォートの父親役ロブ・ライナー監督のキレキレ演技が楽しかった。 さて、 設立メンバー チェスター・ミン役Kenneth Choiが 映画の中ではハ・ジョンウ、チェ・ミンシク主演『悪いやつら』や ヨ・ジング主演『ファイ 悪魔に育てられた少年』出演のチョ・ジヌンに雰囲気が似ていた(^_-) ドラマ「ロズウェル」や「グリー」等に出演していたとは。 ハリウッド映画に出演する韓国人は イ・ビョンホンやRAINピのような韓国から進出する韓流組と、 在米韓国人俳優と棲み分けも興味深い。 前者はセリフ少なめアクション多め映画が多いかしら... 『ウルヴァリン:SAMURAI』出演の 韓国系米国人ウィル・ユン・リーはボランティア活動に熱心な方。 2002年『ピープル』誌で「最も美しい50人」の1人に選ばれ 2007年再び同誌で「セクシーな男性」の15人の1人に選ばれていたそう。 『ラスベガスをぶっつぶせ 21』出演のアーロン・ヨーは 2007年釜山国際映画祭訪問 ソン・ヘギョのアメリカ進出映画 『Fetish/フェティッシュ(原題は시집/Make Yourself at Home)』 韓国系米国人監督 韓国系米国人コメディアン to be continued...!? buzz KOREA Click... にほんブログ村 韓国映画 にほんブログ村 映画 にほんブログ村 映画評論・レビュー にほんブログ村 韓国情報 にほんブログ村 K-POP にほんブログ村 Copyright 2003-2025 Dalnara, confuoco. All rights reserved. 本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は 著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください。 無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、 表現や 情報、意見、 解釈、考察、解説 ロジックや発想(アイデア)・ 視点(着眼点)、 写真・画像等も コピー・利用・流用・盗用することは禁止します。 剽窃厳禁。 悪質なキュレーション Curation 型剽窃、 つまみ食い剽窃もお断り。 複製のみならず、 ベース下敷きにし、語尾や文体などを変えた剽窃、 リライト、 切り刻んで翻案等も著作権侵害です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 21, 2024 02:30:00 PM
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