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カテゴリ:財務会計
【問題】
P工業株式会社の7月における原価計算資料は次の通りである。 仕掛品の評価を平均法で行うとき、月末仕掛品加工費の金額として最も 適切なものを下記の解答群から選べ。 〈数量データ〉 月初仕掛品 80個(50%) 月末仕掛品 40個(25%) 当月完成品 990個 〈金額データ〉 月初仕掛品加工費 30,000円 当月投入加工費 960,000円 (注) A ()内の数字は加工進捗度を意味する。 B 仕損、減損はなかった。 1.9,700円 2.9,800円 3.9,900円 4.10,000円 5.11,000円 (平成16年 第8問) -------------------------------------------------------------- みなさんは、仕事のときどんな格好をしていきますか? スーツ、作業着、ポロシャツ、Tシャツ・・・etc ちなみに私は、社外の人と会う予定があるときはスーツ、 そうでないときはポロシャツというようにしています。 最近いろいろ話題になっているライブドアの堀江社長は、いつでもTシャツらしい。 まあ、記者会見の席にまで、あえてTシャツで来るぐらいなので当然ながら 「狙い」があると思いますが、きっと損をすることも多いかと思います。 服はなぜ着るのか、 「人に良い印象を与えるため」 「人に不快感を与えないため」 「寒さを凌ぐため」 「肉体的衝撃を和らげるため」 「紫外線から皮膚をまもるため」 「空気抵抗を少なくするため」 「人に金持ちだと思われるため」 ひとそれぞれ、いろいろ理由があるでしょう。 私自身は、「人に良い印象を与えるため」に服装を利用しています。 相手が高齢のひとであれば、当然スーツ・ネクタイを着用しますし、 サーバ設置作業などを行うときは、軽快に動ける印象を与える作業用の服装を 着ます。 人の印象は大事ですし、その環境(いわゆるTPOってやつですか)にあわせることって 人として必要な要素だと思っています。(あくまでも私見ですが。) 極端な話になってしまいますが、会議の席に水着で現れて 「これが動きやすくて良いのです」とか 「今日みたいな暑い日は、これが一番です」 などと主張したところで、当然受け入れられるものではありませんよね。 診断士として経営者の方にする提案が、その会社(環境)にあっていなければ 当然受け入れられるものではありません。そのあとにいくらご託を並べても 最初の印象が悪いと、それを覆すことはかなりの努力が必要になります。 (堀江さんのように「狙い」でやっているのは、また別ですが。) ここで私が言いたかったことは、 「服装をきちんとしましょう」なんてことではなく 診断士として「環境(雰囲気)を読めることって重要ですよね」ということです。 本質としてはすばらしいものでも、伝え方を間違えること全く違う意味になることも あります。いかにその環境に適合させていくか(着飾らせていくか)ということが 診断士として求められる要素だと思います。 (すみません。支離滅裂な文章になってしまいました・・・) では、本日の解答をどうぞ。 -------------------------------------------------------------- 【解答】 3.9,900円 完成品換算量 = 期末仕掛品数量 × 仕上り率(%) 月末仕掛品が40個、このうち25%が完成品であるので、 完成品換算量は40×25%=10個 期末仕掛品加工費 期末仕掛品完成品換算量 =(当期加工費+期首仕掛品加工費)×------------------ 完成数量 + 期末仕掛品完成品換算量 =(960,000円+30,000円)×10個/(990個+10個) =990,000円×0.01 =9,900円 参考=http://www.tcn-catv.ne.jp/~ken-home/kouboki4.htm 【仕損と減損】 仕損品とは、不完全品や不合格品のことで、仕損品が発生した場合には仕損費 として処理します。 減損(減耗)とは、製造作業中に、蒸発や廃液化等で材料が 減少したことをいいます。 以上 最後までお読み戴きありがとうございました。 明日もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.08 13:45:30
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