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継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

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前田剛力

前田剛力

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2011.06.19
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今週も先週に続いてフェルドマンさんの登場です。

今朝は、まずアメリカ国債の見通し、法律の発行額上限に迫っているアメリカ国債はどうなるのか、という質問から始まります。国際通貨である米ドルは刷り放題、国債も必要に応じて発行できる(買い手がいる限り)と思いきや、国債としては上限があるのですね。

しかし今朝の新聞にもありましたが、連邦準備制度理事会はリーマンショック以後、ドルを刷りまくって住宅ローン証券を買い取り、国債を買い支えてドル資金発行額を3倍にも増やしたそうです。
結果としてドル相場は安定し、ドル安にはなったけれどもインフレは許容限度内に収まり、株価は上昇するなどそれなりにうまくやっているようです。日本が今やるべきなのはまさにこれだと思うのですが、それはさておき。

フェルドマンさんはこれもチキンレースの様相を示しているが、結局は何とかなると語ります。法律の発行上限をどうクリアするのかは特に説明ありませんでしたが、世界に今、ドルに代わる基軸通貨はなく、また世界の投資需要を満たす金融商品もすべてドルで賄われており、これに替わるものはないとします。
ユーロはダメ、ルーブルも無理、元など透明性もゼロで問題外。円は市場規模はあるが商品が国際化されていない、そんな引き算で行くと当分、米ドルだけのようです。かくして悪い共存状態、消極的理由でドル体制はこれからも当分続いていく、という結論でした。

これを呑兵衛とバーテンの関係に例えて、呑兵衛は金がなくても酒が飲みたい、バーテンは酒を売りたい、だからカードを使わしてくれ、というと認めてお金を貸す。それが続いている状態で、誰も本当は得をしないのだけど続いている、と言われます。

ただしこれがアメリカにとってプラスかというとそうではない。何をやっても基軸通貨として生き残るというのでは財政規律が働かない、経済を良くしていこうという真面目な態度が生まれない、と叱ります。

今後、中国13億人、インドも10億人以上さらには中近東の民主化でも10億人が世界経済に参加してくることが考えられ、何が起こるかわからない世界。

日本は少子高齢化でデフレ傾向だけれども、世界は違う。今後もこの新興国の成長は続きますか?と幸田さん。

わたしは続くと思います、続かなければ国内で「なぜ先進国だけが豊かなのか」とものすごい政治問題、対外的には戦争になります。だから成長を続けさせないといけない、とフェルドマンさん。
生活水準を上げて平和な世界を作る。そのためには共存が必要で資源も獲得競争をするのではなくて、共同開発をしてうまく使っていくのがみんなにとってプラス。

ここから後半です。
ヨーロッパは今、長期金利が上昇するなど大変になっているが、このあとどうなっていくのか。(幸)

ヨーロッパは財政規律なく、お金を借りて豊かな生活を続けてきた状態。生活水準が高すぎたということでアメリカと同じ。公務員給与、引退後の年金制度の見直し、若い人の生産性をどうやってあげていくか、など成長戦略を考えて初めて財政問題も改善していけるのです。(フェ)

こうした中で日本は復活していけるのか、たとえば自動車産業は再び世界の中で活躍できるのか?(幸)

絶対にできると思います。日本の自動車産業がこれまで伸びてきたのはなぜかというと誰よりも早く次の技術を生み出してきたから。マスキー法に一番に対応し、省エネカーの分野でも先頭を切ってきたのです。(フェ)

危機に対する対応の速さ、強さという日本人の良さを生かしたい、と幸田さん。

また幸田さんはTPPについて日本の参加是非を問いますが、ここでもアメリカ人らしく?メリットが大きい、救い主になりますと言い切ります。ただ、日本の美味しくて安全な農産物がTPP加入で世界中に輸出される、というのは論理の飛躍が唐突では?

すぐに言い足して、これにより日本の農業政策が改善されるということで、その結果、農地法が改正されて土地の活用が自由になればやる気のある個人、企業が農業に参画して日本の素晴らしい農業技術が生かされた競争力ある農業がおこなわれるとつながるようです。

でもそういうことはTPPとは関係なく外圧でなく自分たちで議論して農業政策の改善をすべきでしょう。

最後に、これから国民一人ひとりはどう対応していくべきですか、と幸田さんは問います。

それに対する答えは「自立する」ということ。これまで20年以上続いた政府の政策は、国民に依存心を抱かせるものだったが、過去の日本、たとえば明治時代の日本は違いました。だから、日本人一人一人が「自分でやるぞ」という気持ちに戻ってやれば必ず復活します。「自立心」がキーワード。

幸田さんも今、過去の日本をテーマにした小説、外債獲得に苦労した時代、を書こうとしていて高橋是清を調べている、と語ります。

フェルドマンさんは日本に長く住んでいるが、日本の魅力は?(幸)

非常に民度の高い国民。住み易い国であるということ。(フェ)

民度は高いが、今東京は寂しくなっている、という人もいます。東京が元気になってほしい。そのキーワードは自立ですね。一方で最近の若い子は草食系と言われながら、震災被災地へのボランティアに向かうなど非常にいい面もでてきました。(幸)

問題があるのは逆に年寄りの世代。(フェ)

若者の覚醒と行動、年寄りのサポート。これがポイントです、と語って今週は終わりです。






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Last updated  2011.06.19 13:23:39
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sanfg@ Re:文化の日は明治節(11/03) ゲンソウダイス ライター 虚偽 唐沢貴洋 …
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