よしこのキッチン since 2006 .
< 新しい記事
新着記事一覧(全526件)
過去の記事 >
実はエコロジカル ・天然素材・ 町家には人や自然にやさしい天然素材が使われています。 材木の多くは、京都の気候で育った北山杉や丹波の松などで、 それらは湿度や温度の高低差に強く、長持ちしました。 土壁は、竹で組んだ下地に藁などを混ぜて発酵させた土を、塗り重ねていきます。 こうして作られた壁は、内部に空気層ができるので、 断熱性や湿度の調整効果が抜群なのだそうです。 ・陰陽道・ 町家には決まりごとがいくつかあります。 「通り庭は家の東側か南側に配置する」とか、 「おくどさんの焚き口や床の間は鬼門を避ける」など。 これは「陰陽道」から来ているものですが、 その根底には人と自然とを調和させるという中国古来の思想です。 ・季節感・ 京都の夏はうだるような暑さです。 梅雨があけると、町家も「夏座敷」と呼ばれる姿に衣替え。 ふすまや障子は御簾(みす)や簾戸に付け替えられ、 足下にはひんやりと心地よい網代(あじろ)や籐(と)むしろが敷かれます。 坪庭の緑や、風にそよぐ木の葉の音は、目や耳に涼を誘う「粋」な空間を。 簾は室内に風を通し、きつい日射しを遮って床に涼しげな影を落とします。 四季のうつろいや自然を身近に感じる町家暮らし。 私も10才までは、町屋で暮らしていましたが、 今、改めてあの頃の‘豊かさ’を知るところです。 *
空の形 2012.11.15
キャンピングカー 2012.09.16
TREES DRIVE 2012.08.30 コメント(1)
もっと見る
PR
Calendar
Category
Favorite Blog
Profile
よしこのキッチン
日々のあれこれをキッチンから。