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臨死体験を語る多くの人が、亡くなった親族や友人と出会い、言葉を交わす経験をしていたの
だが、エベン医師が臨死体験中に出会ったのは、一度も会った事の無い、見知らぬ人物だった。 ![]() ![]() その女性は一体誰なのか? エベン医師は、そのことがずっと心に引っかかっていたという。 実は、エベン医師は養子だった。 生まれてすぐに、脳神経外科医であった現在の父に引き取ら れ、愛に包まれて育った。幼い頃からその事実は聞かされていたのだが、自分が父親になった時、 実の両親に会ってみたいと思うようになったという。 そして、今から13年前、擁護センターを通じて実の両親に対面を打診したのだ。しかし、返っ てきた答えは、会う事を拒否しているという残酷なものだった。 エベン医師はショックを受けたが、それから7年後エベン医師は再び手紙を送った。すると、2 人はついに会う事を承諾。こうしてエベンは、病に倒れる前年、53年ぶりに両親との対面を果た したのだ。 エベンが誕生した当時、両親はまだ高校生だった。まだ子供を育てる経済力は無く、周囲に説 得された結果、泣く泣くエベンを手放したという。 2人はやがて結婚し、3人の子宝に恵まれた。エベンにとっては実の兄弟だった。だが、再開を 果たす前に妹の一人、ベッツィが36歳の若さで他界。そのショックで心身ともに疲労し、両親は エベンに会う勇気を持てる状態ではなかったのだ。両親と再開した時、ベッツィの写真は見る事 は出来なかったが、会ってみたかったと話したという。 そして、退院して4か月が経ったある日の事、一通の手紙が届いた。そこには、一枚の写真が入 っていた。そこに写っていたのは・・エベン医師が臨死体験時に会った女性だったのだ!! 実は、エベンが回復したと聞き、今まで渡せなかった妹の写真を見せようと、実の家族が送っ てくれたのだ。そう、エベン医師が臨死体験中に出会った女性は・・・実の妹・ベッツィだった のだ!! エベン医師が昏睡状態に陥った時には、ベッツィの顔は知らなかった。古い記憶から呼 び起こされた幻覚ではなく、死者と合える場所・・・それは死後の世界でしかないと確信したと いう。 脳が起こした幻覚でも錯覚でもない、科学で説明ができない不思議な体験。そして、亡き妹が 自分をこの世に導いてくれたという大きな奇跡。昨年、エベン医師は、一連の体験をまとめた一 冊の本、「プルーフ・オブ・ヘブン 天国の証明」を出版した。 すると、全米で200万部を超え るヒットを記録。 ![]() ![]() 現在 彼は世界各地を回り、自らの体験を語っている。臨死体験の新しい見解として大きな注目 を浴びているのだ。 エベン医師の心にはずっと大切にしている言葉がある。それは、科学者ニコラ・テスラが臨死 体験を含む未知の現象に対して残したこの言葉。 「科学が非物質的な現象の解明に挑んだならば、10年間で今までの人類の歴史全てを遥かに凌駕 する進歩を遂げるだろう」 エベン医師はこう語る。 「私たち人類はテスラの言う10年間をスタートさせようとしているのです。」 スマホ用の自然治癒力研究会メインページです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.17 21:49:31
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