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カテゴリ:コレクション
古くなってパサパサになった封筒と40余年の歳月にもめげず鮮やかなポストカードが2枚。
![]() ![]() 私が子どものとき、ウォルト・ディズニーから来た手紙である。 当時、講談社のディズニー絵本が大好きでお気に入りの何冊かをいつも繰り返し見ていたものであるが、その1冊に「ディズニーへ手紙を出しましょう」という記事が出ていて、手紙のあて先が載っていた。 それを見た私は、早速、手紙を書いた。細かい内容は忘れてしまったが、「私はディズニー絵本を○冊持っています。」という文を入れたのを覚えている。 父にそれを英語に直してもらって絵本に出ていたあて先へ送った。 返事はちゃんと、しかし忘れた頃に届いた。 2枚の少し大きめのポストカードは1つがディズニーのおなじみの肖像画、もう1枚がディズニーのキャラクターを小さな額縁にいれてたくさん集めた絵だった。その裏にタイプ打ちした英文が書かれていた。 まだ、日本にディズニーランドはなかったけれどその2枚のポストカードで、私はどれほどファンタジーの世界へ遊びに行くことができただろう。もちろん、ディズニー本人が返事を書いたわけはないが、それからしばらくこの手紙は私の「見せびらかす」自慢の手紙となったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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